北九州空港アクセス道路の高架工事の進捗状況他
昨年8月に県道を跨ぐ部分の架橋工事があった北九州空港アクセス道路。
高架橋のアプローチ部分の盛土や擁壁の施工が両側とも一段落した様子で、急いで舗装や照明の工事などを進めれば年度内に通行可能になるような気はしますが、間に合わせるのか否か…
滑走路延伸に調査費がつき、また国際貨物上屋の増床計画が持ちあがるなど、貨物輸送に関しては上向きな話題の続く北九州空港ですが、コロナ禍の煽りを受ける旅客便は未だに運休が多いです。私自身も飛行機を使う機会がパッタリとなくなったままです。
空港とは直接関係ないのですが、年度内に開通しそうな箇所をひとつ見つけたので現地レポ。
上の、片側通行にして工事をしている箇所は、小倉南区貫(ぬき)の小倉カンツリー倶楽部近くの①地点(地図はクリックして拡大しないと見にくいと思います。google mapの航空写真なので、少し前の状態です)
新しい道路に繋がるように路肩などを作り直しているんですね。
少し西へ進んだ②地点から西側を望んだところ。
路面は完成しており、白線などを入れるだけって感じ。
道路開通を見越してか、新しい道路の高さに合わせて土地が造成された箇所もあります(写真右手奥にある、今通れる道路の側には人の背くらいの擁壁ができてます)
開通済みの③地点から工事中の側を望む。
ここの切り通しが出来てから何年になるかな…
今回の開通区間は上の地図(航空写真)の範囲内の短い区間ですが、実はこの道路、大きな都市計画道路の一部です。
上に挙げた区間の東側では、住宅地の中で、まだどこが道路になるのかわからないところがありますが、さらに東を見ると矢印の間は既に開通しており、点線を付けたところは道路にするために造成されたところが見えます。
最終的に国道10号線に繋がる計画。
こちらは西側を見たところ。
③地点からは開通済みの区間となりますが、④地点で終わっています。
ここには浄水器や散水用品メーカーのタカギの本社・工場があり、一見すると「ここまでなんだな」という雰囲気。
しかし、北九州市の都市計画では、⑤地点のモノレール沿いまで道路の計画が載っています。
これと関連するのが、タカギの新社屋建設・移転計画。
小倉南区堀越の山林を買い取り、新しい施設を建設中です。
記事では2023年には新社屋が完成予定(本社・工場のみならずグラウンドや滑走路😲を供えた施設になるそうで、こちらの進捗についても興味深いです)
現在の施設が解体されれば、④地点から日田彦山線を越えたところの道路に繋がるところまでは比較的早期に工事が進みそうですが、その先は住宅街が広がっており、時間がかかりそうです。
個人的にはこのルートが完成すると北九州空港方面へ向かうルートの選択肢が増えるので歓迎ですが、自宅近くで立ち退き案件なども発生するのが微妙と言えば微妙なところです。
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