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2021年2月 7日 (日)

列車の来ない駅を一回り中編:久大線豊後中村駅近くの橋梁再建に使われた日田彦山線の橋桁の話

前の記事の続き。

今回行ってみるきっかけになった、橋桁の移設の現場がある豊後中村駅へ。

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国道210号を離れ、駅へ向かう途中から。損壊した道路橋や家屋の向こうに見える鉄橋が、昨年7月の豪雨災害で流失した第2野上川橋梁。

新聞記事の時点と異なり足場がなくなり、再建工事の進捗を感じます。

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まずは豊後中村駅舎から。茅葺き屋根の更新作業中でした。

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ホームから。

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東側(由布院側)を見ると、ポイントのところで線路の工事中。

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駅と鉄橋の間から。レールは波打ち、バラストの間に泥が詰まっています。

このあたりも土砂流入があって、路盤をやり直す必要があるのでしょうね。

運転再開まで1か月もありませんから急がないとですね。

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第2野上川橋梁の上は、バラストもレールも敷設済み。

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鉄橋のたもとまで行ってみました。

橋脚は真新しいコンクリート。

取り付け部分は、一部作り直したように見えます。

たしかに橋桁は塗りたての新品っぽくない…

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橋桁には「白岩橋梁」「宝珠山~大鶴間 61K611M」「2005年塗装」との記載が残っており、記事の通り日田彦山線の鉄橋で使われていたものをそのまま持ってきたことがわかります。

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撤去前の姿を今見ることはできませんが、googleのストリートビューで日田彦山線のそれらしき場所を確認すると…

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同じ色合いで、同様に「1」「2」「3」「4」とナンバリングされた橋桁を見つけました(工事中ですが、2013年撮影と出るので2017年の豪雨災害の前です)

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日田彦山線側の現地の確認も行ってみました。

宝珠山駅ホームに、城野起点61.3kmのポストあり。

橋桁のラベルと比べると、300mほど南に行ったところの橋のはず。

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駅から南に歩いていくと、大肥川の護岸工事をしている向こうに、橋脚だけになった橋が見えます。

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この橋。

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残った橋脚などに「白岩橋梁」の名前を確認できるものはありませんでしたが、距離の関係と、手前に見える道路橋が「白岩橋」であることから間違いないでしょう。

ここと、一つ南の竹本橋梁の間は大肥川が「くの字」に曲がっており、水害対策として分水路が計画されています(水量が増えた際だけ流れるタイプが、下流の筑後川に複数作られています)

大分県の作った資料(PDF)では、日田彦山線に沿って水路を作る計画になっていますが、廃線・BRT化(この区間は一般道をバスが走る予定)が決まったので、日田彦山線の用地も水路に活用されるのではないかと思われます。

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