列車の来ない駅を一回り前編:由布院と南由布
昨年夏の豪雨で被災し、運転見合わせの続いている久大線。
1月下旬にJR九州からリリースがあり、2月13日から由布院~庄内、そして3月1日に豊後森~湯布院が運転再開して全線で運転が再開されることになりました。
それと関連して、久大線で流失した鉄橋の再建に、日田彦山線のBRT転換区間の橋桁が移設されたという記事も出て、今のうちに見に行っておきたくなりました。
湯布院に観光客が増える前に着くため、暗いうちに出発。
雪の少し残る由布岳を見て由布院駅へ。
雨上がりで、霧のかかる由布院駅周辺。
災害後、昨年8月に訪ねた時は、ここにたくさんの車両が取り残されて留置されていましたが、すっかりその姿はありません。
2月3日ころに、「ゆふいんの森」も含めすべての車両が大分の車両センターへ回送されたという情報がSNSにあがっていました。
ここに留置していては本格的な整備もできないでしょうし、先行して救出して運行再開に備えるのでしょう。
駅舎内には「ブラタモリ」の宣伝あり。
ちょうど先ほど6日の湯布院の回の放送を見ましたが、江戸時代の街道や明治時代の馬車道から外れていた盆地の中に鉄道が引かれたことで現在の発展につながったという話がされていました。
久大線の由布院駅前後のカーブは勾配の緩和目的と思っていて、そんな誘致活動があったとは知りませんでした。
…来週の日田の回も見なきゃ
駅前の庇のあたりではスズメが賑やか。
2匹でとまっているのが目立ったのですが、そろそろつがいになる季節?
もうちょっとで由布岳が晴れるのにな、と思いながら次へ向かいます。
続いて、明治の馬車道からあまり離れていない位置にある南由布駅へ。
(馬車道の件はさっき知ったこと)
由布院駅へ向かう線路の向こうに由布岳が望める好(?)立地。
ここは1週間後の13日から運行が再開される側になります。
10分ほど待つと、庄内駅から湯布院方面の代行バスが通過。
南由布を離れる直前、山上の雲は晴れて、下には霧が残っている感じがいいですね。
桜もあるので、いい季節に列車と絡めて撮りたいです。
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