鹿児島線の新線切り替えと新駅舎開業の折尾駅へ(前編)
あけましておめでとうございます。
コロナ禍で帰省や初詣の人出が極端に減るなどいつもと違う正月になりましたが、今年はワクチン開発など対応が進むことを願いたいと思います。
さて、以前から取り上げている折尾駅の工事。
昨日1日の深夜から今朝にかけて鹿児島線の切り替えが行われ、同時に新駅舎もオープンしたので訪ねてきました。
小倉方面から。先日訪ねた長崎東踏切のところの本線切り替え地点。
臨時の速度規制もなく、前を見ていなければ切り替えに気づかないかもしれないという感じ。
今回の工事は上の図の③に当たる切り替え。
3年前の①で最終的に短絡線が移るところを鹿児島線仮線としていましたが、今回新たな高架が完成して鹿児島線を最終的な位置に移すことになりました。
場内信号(写真左)は以前のものをそのまま使っていますが、左側の2線は次回の切り替えで短絡線になるため、右側に新しい信号が設置されると思われます。
駅構内は中線を含め3線あり、今回1面2線の新たなホームを追加してそこにずらす形となったため、構内にも切り替え地点が発生しました(矢印)
旧5番のりば(上り本線)が3番のりば(下り本線)に変わった形。
そのため手順が多かったのか、切り替え当夜に計画運休が発生したほか、今朝の始発が少し遅れたようです。
3番のりばかと思ったら4番のりば(中線)に到着。
3番のりばと、その向こうに使用停止になったホームを見渡せるので、今までより広々した感じです。
3番のりばに移動して、小倉側から。
左の片面のホーム(旧3番のりば)と、立っているホームの左半分(旧4番のりば)が短絡線として使われるようになると1番・2番のりばになるでしょう。
新しい3番のりばに小倉側からソニックが入線。
発着案内は、今まで筑豊線の乗換案内も表示されていたりとゴチャゴチャしていましたが、当該ホームの表示のみになりスッキリしました。
フルカラーLEDに更新されています(コンコース内と同じ)
挨拶のメッセージが繰り返しスクロールしていました。
向かって左は2番のりばになるはずですが今は番号はついておらずもちろん列車は来ない、でも仕切りとかはないという不思議な状況です。
構内で一番大きな変化が、筑豊線ホームまでの動線がスッキリしたこと。
東筑軒のオープンは少し待たないといけないようですが、楽しみ。
最後に改めて、新しくできた4番・5番のりばを紹介します。
発車案内。
駅舎の屋根が見えてその向こうに筑豊線ホームというのは、以前の立体交差とは異なりますが、珍しい光景ではあります。
乗降時の混雑緩和のためのペイントは新しいホームにも引き継がれました。
小倉方面のソニックが5番のりばから発車。
今回の最終的な切り替えを経て、本線なのにポイントが分岐側ということもなくなりました。
新駅舎の前に立つ旧北口の駅舎は今後解体されます。
旧駅舎の状態などは次の記事で。
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私は3日に見に行ってきました。以前折尾に約10年住んでいたので、昔の折尾がなくなっていくのは残念ですが、何となくくたびれてきた町が再度活性化されることを祈っています。以前良く行った雰囲気の良い角打ちの酒屋が閉店してしまい、とても残念です。区画整理で換地される場所だったので、ゆくゆくは無くなる予定だったと思いますがもう少し頑張ってもらいたかった。新型コロナの影響もあったんでしょうね。
投稿: さっかー | 2021年1月 4日 (月) 16時04分