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2020年11月22日 (日)

西鉄バスの自動運転バスに体験試乗の巻

先日から朽網駅~北九州空港で行われている西鉄バスの自動運転バスの実証実験

無料体験試乗が可能ということで、ネット予約をして出かけてきました。
(11月29日までやっているので、まだ乗車機会があります)

記憶が新しいうちに、見聞きしてきたことを記録しておきます(事実と異なるところがあったら申し訳ありません)

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午後の朽網駅へ。

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乗車予定の自動運転バスがやってきました。

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「自動運転バス、産総研実験車、公道実証実験中」との掲示。

到着したバスから、大人数が降りてきたのでびっくりしましたが(企業の見学が入っていたとのこと)、折り返しの便には乗られないようで、余裕をもって体験できそう。

手を消毒してから乗車します。

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車内にはモニターが複数。左上から時計回りに紹介。

・運転席モニタ(走行中に覗き込めない、ハンドル周りの状況が見られます)
・信号や現在位置・障害物などの情報表示(運転席にも同じ表示あり)
・LiDAR(レーザー光を使った光学式レーダー)がとらえた自車周辺の状況
・自動再生の各種プロモーション(ちょうどLiDARのことが出ています)

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出発すると、2名乗車されている運転士の1名による解説開始。

まずは今回の実証実験は自動運転レベル2で、大半の区間で自動運転が可能であるものの、ドライバーによる監視や緊急時の対応が必要ということ。具体的には、自動運転時もドライバーがハンドルに手を添える形(以下の記述はその前提で書いています、自動運転のレベルについては国交省の資料から)

信号の情報は信号機から直接無線で得ているので、「信号が変わるまでの秒数」も見越して制御していることとか、自車の前や隣接車線に他車などの障害物を認識しているという情報など。

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今回のルートで一番大きな「空港・IC入口」交差点は、大型車の通行も多く、信号にカメラをつけてそこからの情報をバスに送るという地上側からのアシストが追加されています。カメラは丸の位置。

特に空港→朽網駅ではここを右折する必要があるので、対向の(進路を妨げない)右折待ち車の向こうで直進車がいるかいないかを判断するのがバス側のセンサーだけでは難しいとのこと。
(他にも右折はあるけど、ここ以外はT字路で対向車がない)

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途中、「トヨタ九州苅田工場前」バス停にも自動停車。

運転士とは別の社員さんがスロープを展開して確認していました。

車椅子での利用も想定し、スロープが適切な位置に展開できるよう、数cm単位で寄せ方を調整したとか。

バス停からの出発は完全自動ではなく、運転士が後方の安全を確認したうえで再始動のスイッチを押す形。速度差が大きいときの安全確保は先ほどの右折と同じで難しいですよね。

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北九州空港到着。

空港利用者用の横断歩道に信号がなく、ここの安全確認は現状目視に頼るほかないとのこと。

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折り返しの30分ほど空港で過ごしましたが、残念ながら発着なし。

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さて後半戦。空港から朽網駅に向かうルート。

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出発前に車両を撮っていると、「床下もどうですか?」と。

矢印のところが、後で紹介する磁気センサーなのでぜひ見てくれと。

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こんどは後方の席に座ってみました。

空港連絡橋を中心に、スムーズに走れる区間では自動運転バスとしては最高の50km/hまで加速する一方、連絡橋のランプウェイでは40km/hまで減速するようにプログラムされています。

「コンプラ的に」当然のことなのですが、「50キロとか60キロで走っちゃいますよね」と運転士さんの本音もチラリ😅

連絡橋は風が強く、ハンドルを取られることもあるが、そんな中でも安定してまっすぐ走ってくれると、大型車ドライバー目線でも信頼できるシステムだと言っておられました。

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車内には監視カメラが複数搭載されており、自動運転で営業することを見越して、走行中に歩き回ると警告する機能あり(解説の運転士の動きに反応あり)

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逆方向もトヨタ前のバス停に停車。

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この先、先日から時々記事にしている高架工事中の区間に差し掛かりますが、高架の影でGPS電波が遮断されがちなこの区間では、道路に埋め込んだ磁気マーカーをなぞるように走行していきます。

ここの表示が変わったところをとらえてみました。

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先ほど書いた大きな交差点での右折、ハンズマンくさみ店と国道10号線をつなぐ細くカーブした道での細かなハンドル操作、10号線は片側2車線でバンバン割り込まれるが車間を自動で調整してくれる、といった話を聞きながら朽網駅前へ。

駅前ロータリーと、北九州空港での合流は自動化されず、手動運転が義務付けられているそうです。

空港アクセスルートということで、実用化されたときに導入候補になるコース(かつ、都心ほど混んでない)が実証実験に使われているかと思っていましたが、解説を聞いていると、いろんな性格の道路や交差点といった要素が盛り込まれたルートなのだなと理解しました。

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貴重な体験をありがとうございました。

朽網駅前バス停に、特例付きで「駐車可」の標識が立っているのが不思議でしたが、今回の自動運転バスが白ナンバーで路線バス扱いではないからでしょうね。

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