国道322号香春大任バイパスに隣接して義務教育学校「香春思永館」が建設中
今回は国道322号香春大任バイパスの南半分が中心の話。
バイパス全体が入る地図をつけておきます(地図はいつもNAVIから。地点番号は以前の記事を踏襲しています)
国道201号と接続する④地点から南下する方向にみていきます。
道の駅香春の駐車場から1枚。
「鏡山東」という交差点名の標識が設置されていました。
「鏡山」という地名と、既存交差点に配慮した命名。右折信号付き。
次は、③地点の北側で、既存道路とバイパスが平面交差するところ。
隣接する香春町地域福祉センターの名前をとって「香泉荘前」。
児童養護施設も隣接しており、歩行者の横断へ配慮が必要とのことでの押ボタン式信号か。
既開通区間につながる③地点。
交差点の南西角で建物が建設中で「令和3年4月、香春町立香春思永館 開校」との幕が出ています。
町内の小学校4校、中学校2校を統合する義務教育学校とのこと。
交差点名も思永館「前」ではなくそのまま「香春思永館」であるところに町の強い想いを感じます。
バイパスを南下して、いったん途切れる②地点。
平成筑豊鉄道柿下温泉口駅のところをまたぐ橋に合わせてラインを引き直す下書きがしてありましたが、ここは信号のない交差点になるのかな?
最後は①地点。ここも信号柱は立っていません。
ここから南は大任町内になりますが、柿下温泉口南側の香春町中津原地区とバイパスを連絡する道路も設置されるようです(現地は未確認、地図情報から)
最初の地図を再掲しますが、香春町が+印のところに建設中の「香春思永館」
小倉にも「思永中学校」があるので聞き覚えがある名前なのですが、いずれも小倉藩(小笠原藩)の藩校の名前にちなんだもの。幕末に小倉から香春に藩庁が移され、香春に思永館があった時期のことを初めて知りました(その後豊津に移ったときは育徳館を名乗っており、みやこ町の県立中高一貫校の名前に使われています)
上の地図の①地点の北側から⑥地点まで、現在工事中の香春大任バイパスの大半は香春町内を通ります。香春思永館への通学はスクールバスが基本になるようですから、バイパス整備は北側の採銅所小学校校区などからの通学には不可欠なものと言えるでしょう。
学校再編や地域福祉センターの設置から、町を南北を貫く国道322号バイパスを一つの軸とした構想が見えてきますね。
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コメント
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いつも楽しく読ませていただいてます!
本日、ついにバイパス開通が7月19日に決まったとリリースがでました!ついに全線開通のようです!
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/ippankokudou322.html
投稿: 読者 | 2020年6月16日 (火) 15時32分