「剽窃」という言葉を最近よく目にしますが、原因は…
剽窃(ひょうせつ)。
普段聞きなじみのない言葉ですが、STAP細胞の存在を示した論文、またその生みの親として注目を浴びた研究者の博士論文の図表や文章についての指摘で良く目にするようになりました。
剽窃という言葉についてweb辞書を参照するとこう書かれています。
学問の世界では大問題とされ、特に「コピペレポート」が横行する昨今、学生に対してもうるさく言われるようになりました。
私が学生の頃は、まだ手書きレポートが主で、ワープロ打ちすることはあっても、コピペの元となるwebや電子書籍といったものはありませんから、学生のレポートに対しては「丸写しでも写す分勉強になる」くらいのおおらかな時代だったと思います。ホンモノの論文については厳しかったですが。
「剽窃学位論文」を受理してしまった某大学でも、レポートを書く際に剽窃はダメだとこのようにwebサイトに載せています。著作権上の許可を取ったり、対価を支払う必要のない引用や参照であっても、引用部分と出典を明記しないとダメだというのが基本です。
学問の世界ほどうるさくないですが、ネットの世界のコピペもやはり問題です。SNSの「共有」機能は出典の明示(リンク)があるから良いとして、出典が明示されていないとその方の作品なのかコピペなのか分からず混乱します。ネットでしかお付き合いのない方だと特に…
あるとき、「Aという人はブログに盗作ばかり載せている」と名指しで厳しく指弾する方(B)が居ました。私自身はAさんとはつながりがなく、「悪行」については分からない立場です。
Bさんの投稿には時々気の利いた文章や画像が載るわけですが、キャラがコロコロ変わるなと思ってあるとき検索してみたら何のことはない「コピペ」です。
コピペされるような短い文章は写真や音楽のように「著作物」ではないかもしれませんが、出所(少なくとも拾いものであること)が分からないとBさんの創作物に見えてしまいますし、画像の無断転載はアウトですわな。
Aさんの盗作を、直接でなく他者も見ている場で非難するなら、Bさん自身は剽窃をしないという潔さを見せて欲しいなと思うわけです。少なくとも非難声明を書くアカウントでくらいは
当ブログでは自身で撮影した写真以外は出典を書いているつもりです。出典を明示しても、無断転載禁止のものはダメなわけで、そこは完璧とは言いかねます なるべく丸写しにせず、「引用」だと言える範囲にするよう努力しておりますが、難しい問題ですね。
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