「志村とたけしの3億円美談」の件からfacebookとのつきあい方を考えてみた
最近の話題から
この前、帰り道にラジオを聞いていたら、ナビゲーター氏が
「最近、やたらと涙を誘うような話をアップしているところが多くて、またそれをみてシェアするのがfacebookの友達にも多い。自分は真偽も分からないこの手の話は正直好きでない」
と言っていて同感。そこで例として挙げられていたのがこの話。
2013年04月11日 14時29分
インターネットを中心に広まっている「志村けんとビートたけしの美談」について、たけし軍団のグレート義太夫(54)が「そんな話し1度も聞いた事無い」とツイッターで完全否定した。
噂になった「志村けんとビートたけしの美談」とは、(内容省略)“深イイ話”として「Facebook」上で急速に広まった。11日、13万人以上が「いいね!」を付けている。
しかし、たけし軍団の一員として事件に関わった義太夫は、この件について10日、ツイッターで「FBで、エラい勢いで広まってる『志村さんと殿の美談』」と言及すると「当事者として言わせてもらうと『初耳』そう言う事実は無かったと思うよ、誰が流行らせたんだか…」とあきれている。(後略)
「東スポ」から引用するのもどうかと思いましたが一番サイズ的にまとまっていたので
当事者や所属事務所が事実ではないと言っているので、広まっている内容は省略しましたが、とりあえず真偽のほどはおいておきます(公表したくない事実という可能性もありますから)。昔からある「口裂け女」のような都市伝説とか、「不幸の手紙」的なチェーンメールとかと一緒です。ただ、今はtwitterやSNSに「知り合いに広める」機能があるから、拡がるのがとても速い。「友達の友達」に伝わるので、コミュニティの輪を簡単に越えていきます。
作り話と仮定して、最初に書いた人がどういう思いだったのかは分かりませんが、二三回転載されて出所が分からなくなり、他のまことしやかな話と並べられてしまうともう事実のように一人歩きしてしまいます。怖いですね。
私も人間ですから、噂話には興味があります。ただ、「真偽が確認できない」話は(頭の片隅で気になりながらも)「どうでもいい」と処理(無視)する力も必要だと思います。処理しきれないもがすぐにあふれ出てネットの書き込み(「いいね!」なども含む)になってしまってはいけない。あんまりそういうのばかり続くと、ちょっと友人に対する見方が変わってきます。
後半はfacebookを見ていて、「見たくないもの」に当たったときの対処法の提案。いわゆる「SNS疲れ」を減らす効果があると思います。
その1、「リスト」の活用
上の図はfacebookで「友達」の一覧を出したときに参照できるヘルプから。「リスト」という用語がピンときにくいですが、友達を階層化、あるいはグループ化する仕組みです。
今回コレが書きたかったわけではないが、気心知れて楽しくコミュニケーション出来る相手は「親しい友達」に。友達のアップした内容を見落とすことがなくなります。この後が本題。
友達ではいたいけど、ツマラン書き込み(内容はご想像にお任せします)が連日連夜続いて… などという人は「知り合い」に入れましょう。基本的にニュースフィードには出てこなくなるので、こちらが気が向いたときだけ近況を確認する形にできます。
最後の「制限」リストに入れた友達には、こちらの書き込みが「公開」のもの以外伝わらなくなります。上司など「つながりは必要だけど、日頃のバカな書き込みとか見られたくない」相手とか、「自分の書き込みに必ずコメントくれるんだけど内容がちょっとね…」というような相手にどうぞ。
細かく「リスト」を設定して、書き込みごとに公開範囲を狭めることもできるようですが、管理が難しそうで、失敗して余計に疲れたりしそう。個人的には内輪の話は「グループ」を活用するほうが無難と思います。
その2、友達ごとのフィード項目の設定
例えば、「君自身ことについてのアップは見たい。しかし、君の『いいね!』する先は多すぎるし興味がないのだよ」という友達には有効なのかもしれません。しかし、分類が今イチわかりにくくて、実践につながっておりません。
その3、最後の手段は「ブロック」
facebookでコミュニケーションをとる必要が全くない相手には「ブロック」が有効です。ただし、実際の知り合いをブロックするのは要注意です。同じコミュニティに属している相手をブロックしていると多分バレますから、相手との関係をより悪くするリスクあり。
気軽にやっていいのは、facebook上で必死に宣伝してる人に対してじゃないでしょうか。私が好まない代表は自己啓発的なセミナー。見たくないのですが、「いいね!」する友達をブロックするのは大人気ないですし、その都度「非表示」にして消して回るのもストレス。そんなときは、「いいね!」されている先のアカウントをブロックすると二度と出なくなってストレスが減ります。「いいね!」している人の評価を下げることがなくなるのもいいですね。
ただ、最初に書いた話題が書き込まれているのは「facebookページ」。これは個人アカウントと違って気軽にブロックする方法がないようです。管理者のアカウントをブロックするのが有効なのかもしれませんが、たいてい公開されてないんです…
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