カテゴリー「鉄道(乗り鉄・紀行)」の134件の記事

2019年9月 7日 (土)

鶴見線訪問の記録③ 海芝浦~国道編

鶴見線探訪の最終回。海芝浦駅の続きから。

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駅のホームを降りたところに、東芝の構内に入る門衛所があります。

東芝側のほうがちゃんとゲート付きの自動改札が設置されているのが面白い。

「事業所内は撮影禁止」との掲示もありますので、撮影はこの程度で。

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以前は関係者以外は先ほどの門の前でUターンするほかなかったそうですが、平成になってから東芝の敷地の一部を公園として整備して一般客が散策できるようになっています。その名も「海芝公園」

そもそも、新芝浦から先の線路や海芝浦駅も東芝(東芝エネルギーシステムズ)の敷地内にあるが、一般の鉄道路線のため駅への来訪までは東芝も制限できない(最近ではむしろ話題性もあり一定の理解を示している)という鶴見線らしい事情のある駅です。

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入出場用の簡易改札(ICカードリーダ)が「スイカ機」と呼ばれてていることが気になりながら、30分ほどの滞在で折り返しの鶴見行に乗車しました。

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浅野を過ぎ、鶴見の一つ手前の国道駅で下車。

ホーム屋根と架線を支える、アーチ状の梁が特徴的。

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国道15号線(昔は国道1号線)と交差するので「国道」駅。

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高架下にある駅舎?は昭和の初めの開業以来大規模な改修を受けていないそうで、暗いガード下やアーチ状の構造など「昭和」の雰囲気が強く残ります。

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昭和の記憶としては、この駅は第二次世界大戦中に米軍機から機銃掃射を受けた後が残る駅としても知られています。

ガード下に入って左手の古い看板の周りのコンクリートの傷がそうかと思ったのですが、wikipediaには入口向かって右手(上の写真の駅看板の右側、金網が張ってあるところ)にあるのがそれだと書かれています。勘違いしたかな…

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ホームに戻って次の鶴見行を待ちます。

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カーブにある駅のため、ホームと列車の間が広いところが…

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地上を走る京浜東北線他をオーバーパスして鶴見駅に到着。1階にホームがある京浜東北線と異なり、改札や乗換通路のある2階に頭端式の鶴見線ホームがあります。

先日の記事で紹介した中間改札といい、鶴見線が当初鶴見臨港鉄道の路線であった名残りです。

2019年9月 6日 (金)

鶴見線訪問の記録② 大川~海芝浦編

鶴見線探訪の続き。本数の少ない大川支線から。

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大川支線は現在貨物列車の運行はなく、役目を終えた線路を覆い隠す雑草に紛れて百合の花が多く咲いているのが印象的でした。

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折り返し列車を横目に、徒歩で武蔵白石駅へ向かいます。

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一本道を10分も歩けば到着。

 日本鋼管創業者の白石元治郎にちなんだ駅名だそう。

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 以前の記事に載せた画像を再掲しますが、大川への支線は武蔵白石から分かれているように見えますし、実際に武蔵白石駅のすぐそばを通過しています。

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しかし、大川へ向かう列車は武蔵白石に停まりませんし、掲出用の路線図には武蔵白石の手前で分岐するように描かれています。

調べてみると、昔は武蔵白石にも停車していたが、今の規格の電車が走るようになった時、カーブが曲がり切れない(ホームが支障する)という理由で武蔵白石の大川支線ホームは撤去されたとか。

現在の運行系統上は安善で扇町方面と大川方面が分岐していますが、運賃計算上は武蔵白石で分岐していた頃の名残があります。

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特定の分岐区間に対する区間外乗車の特例」に指定されており、並行路線だが一方にしか駅(ホーム)がないという解釈です。武蔵白石または浜川崎以遠の各駅と大川駅との相互間を乗車する場合は、実際は安善経由で乗車するほかないのですが、安善~武蔵白石往復分の運賃は不要という扱いになっています(武蔵白石~大川の営業キロも設定されている)

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武蔵白川には構内踏切があって、こちらは遮断機付き。

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一方、すぐ隣で某社の通用口が線路を横切っているのですが、こちらでは警備員が入構時の身分確認とともに踏切の安全確保も担っているようでした(自動の遮断機なし)

新規のこういう私的な踏切は許可されないと思いますが、鶴見線がこの一帯の工場開発と不可分であった歴史を感じますね。

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鶴見行の電車に乗って、安善の次が浅野駅。

鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道の設立者、浅野総一郎からとった駅名で、鶴見線のルーツともいえる駅ですが、駅舎などはほかの駅と同様簡素…

ちなみに、小倉駅北側の埋め立て地にも「浅野」の地名が付いており、同じ浅野総一郎に由来。浅野財閥というだけあって各地で事業をされていたようで…

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浅野からは海芝浦支線が分岐。こちらは武蔵白石のようなややこしいことはなく、ちゃんと支線用のホームが用意されています。

海芝浦支線の2駅は、言わずと知れた芝浦製作所(現在の東芝)に由来。

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新芝浦駅は車内から。草でよくわかりませんが、右側の線路は東芝の工場内へ続いています。

ここで時々変圧器などの特大貨物の授受があると聞くと、見に行きたくなりますね。そんな都合のいい機会はないですけど…

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新芝浦の先は単線になって、「海に一番近い駅」「電車でしか行けない駅」「東芝関係者以外駅から出られない駅」などと知られる海芝浦駅に到着します。

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いやー、海ですね。

正面は、首都高速湾岸線の、鶴見つばさ橋。

2019年9月 5日 (木)

鶴見線訪問の記録① 扇町~大川編

京急の快速特急がトラックと衝突して脱線という痛ましい事故が起こりました。

踏切に進入して立ち往生したトラックの運転手が亡くなっており、なぜこのようなことになったのか分かりませんが、踏切がある以上避けきれない事故ではあります…

早期の運転再開と、お怪我をされた方の回復を願います。

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さて、気を取り直して、先日アップした「元号駅」シリーズのチェックポイント「昭和駅」が所属する鶴見線の探訪記をアップしていきます。

アクセスが特別悪いわけではないですが、なかなか訪ねる機会のないこの界隈を一回りしてきました。

 

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「大正→昭和」の乗車券で尻手・浜川崎経由で昭和駅に降り立ったのち、歩いて鶴見線の終点である扇町駅に向かいました。

この地の埋め立てに携わった浅野家(浅野総一郎)の家紋から「扇町」と名付けられたとのこと。

この駅の周り、猫の姿が目立ちます(上の写真にも1匹写っています)

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扇町に着くと、乗車予定の1本前の電車が出ていったところ。

旅客ホームはこの1面1線だけですが、左手に貨物線が何本か。

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朝食にと川崎駅で買ってきた「崎陽軒のシウマイ弁当」を今のうちに食べることにします。

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すると、どこからともなく現れました…

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ダメよ、何もあげないよ。

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うーん、ダメだってば❗❗

誰かがエサをくれるからここに居ついているのでしょうが、ダメなものはダメであります。

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乗車予定の列車が到着し、近隣の事業所に向かうと思われる人たちが降りていきますが、お互い意に介さない感じです。

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列車と一緒に1枚。

昭和、浜川崎(既出)、武蔵白石(次回)と進んで、安善駅で大川行に乗換。

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時刻表上で1分のdoor to door乗換でしたので、ホームの駅名票だけ証拠に。

安田財閥の創始者である安田善次郎の名にちなんで「安 善」なのだそう。

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武蔵白石駅のそばを通過して大川支線に入り、大川駅に到着。

「製紙王」と呼ばれた大川平三郎にちなんだ駅名。

大川支線の列車は平日でも7-8時台に4本、17-20時台に5本の列車しかありません(土日はさらに少なく、全日で3本だけ)

そのため、平日朝ラッシュ?の最後の便に間に合うようにさかのぼって、昭和駅に着く時刻や蒲田を出る時刻も決まった次第。

2019年8月30日 (金)

元号駅連続訪問シリーズ④ 平成~令和編

平成駅は「平成大通り」の高架の下にあり、出入り口は南の1番のりば側。

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着いた列車(肥後大津発熊本行)は1番のりばだったので、次の列車も1番のりばだろう(原則左側通行だし熊本方面だし)、と思って待っていると、熊本行は2番のりばとのアナウンス。慌てて跨線橋を移動しました。

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掲示の時刻表を見ると、肥後大津方面はすべて1番のりば、熊本方面は交換の有無で1番のりばか2番のりば(交換があると熊本行が副本線に追いやられる)

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確かに、熊本行が2番のりばに着いた直後、肥後大津行が1番のりばへ。1線スルーなのでどちらにも入れられますが、右側通行にして肥後大津方面を優先する形になっているのが不思議です。

乗客の便をはかっていると考えると、JRのメインターミナルである熊本よりも、反対向きの流動のほうが多いってことですかね?新水前寺で市電に乗り継ぐとか?

アナウンスのおかげで乗り遅れることもなく、熊本経由で小倉へ。

一旦帰宅して、英気を養いました。

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自宅でゆっくり休んで起床。日豊線城野駅へ。

24日に開業した「令和コスタ行橋」に行くきっぷを購入します。

連絡運輸規定を利用して通しで発券可能。平成筑豊鉄道発の乗車券も出ます。一周して帰ってくる形に😀

「平成発令和行」のきっぷが求められるといいのですが、平成筑豊鉄道とJRの連絡運輸はJR側が鹿児島線だと門司港~鳥栖に限られるので(平成筑豊鉄道のサイトに記載あり)、残念ながら1枚の乗車券で平成から令和コスタ行橋へ行くことはできません。

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雨の中、まずは日田彦山線に乗車。

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田川伊田駅に到着。

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リニューアル工事がトラブっているという記事を見たこともありますが、とりあえず黒く生まれ変わった駅舎は目をひきました。

中はまだこれからの部分もあるようです。

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JRのみどりの窓口、券売機の横に、平成筑豊鉄道の券売機があります。

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掲示された運賃表は、枠外に「令和コスタ行橋」の文字。

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券売機には「きっぷに令和コスタ行橋とは印字されない」という注記。

これを見て、勝手に「金額式なのでマニアの方ごめんなさいね」という意味と解釈したのですが、過去に乗車券をアップされている画像を見ると、目的地の駅名も印字されています。券売機の印字データの更新が間に合ってないということであれば、そのうち印字されるようになるでしょう。

10月の消費税増税に伴う運賃改定も予告されているので、その際に更新することが考えられますね。

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田川伊田から行橋行に乗っている間もずっと雨…

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美夜古泉を過ぎ、停車予告には「令和コスタ行橋」の文字。

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やや小降りになった状況で到着。

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3日かけて、今回のゴールに到達しました。

2019年8月29日 (木)

元号駅連続訪問シリーズ③ 昭和~平成編 +α

明治神宮前~大正~昭和と半分まで来ましたが、平成と令和コスタ行橋は地元九州にあるので、あとは帰り道の気分。

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昭和駅は、名前の由来にもなっている昭和電工の工場が目の前。

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帰り道といっても一直線に帰るのはつまらないので、扇町まで歩き、そこから鶴見線を一回り(別に記事にします)

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鶴見線は簡易改札(ICカードリーダ)の設置された無人駅ばかりですが、鶴見駅の乗り換え通路に自動改札機があり、キセルに対する抑止力になっています。

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もう一度尻手に行ったりして、羽田空港へ移動。

#流れからは昭和→平成の乗車券を使うのが本来でしょうが時間的にも費用的にも飛行機のほうが良かったので…

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羽田では、セルフバゲージドロップを初体験。

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この機械に預ける荷物を入れ、予約情報を読み込ませるとタグが出てくるのでそれを自分で貼り付ける、というスタイル。

操作が大変なわけではないのですが、液晶画面が覗き込む位置にあるのと、日が差しこんで画面のガイダンスやタッチパネル操作が分かりにくかった(単純に見えにくかった)のが残念。ICカードやQRコードをかざす部分(矢印)も色が同じで目立たない…

画面の下にあるスリットから出てくるタグは、シールの裏紙を剥がさなくてよく、かつ糊部分を触ってもベタつかないすぐれもの。荷物に付ける前にしばし戸惑った後「これならゴミが出ない」と関心。こういう素材の開発も導入を後押ししたのでしょうね。

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東京までの移動に使った伊丹空港では、手荷物検査の際に自分でやる部分を増やしたスマートレーンができていました。

これも慣れれば簡単ですが、検査機に通す前に係員がスクリーニングしないので、ペットボトルをそのまま通してしまって再検査、という人が目立ちました。

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搭乗機は久しぶりにB787。平成時代の新技術を詰め込んだ機材です(米国企業の製品ではありますが、日本企業の貢献も大きいとこじつけ…)

また、平成時代は飛行機の利用が当たり前になった時代でもありますね。

ANAに乗るのは、安全ビデオが歌舞伎バージョンに変わって以来初めて。

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熊本までの機内から、🗻富士山はこれまた山頂付近のみ見えました。

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こっちは伊丹~羽田で乗ったB777で撮ったものですが、降機時に安全ビデオのメイキング動画が流れるのはいいですね(熊本便で流れなかったのは、空いていて待ち時間が少なかったから?)

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熊本空港から肥後大津駅に移動し、豊肥線熊本行に乗車。

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熊本駅の一つ手前の「平成」駅がチェックポイント。

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今回の改元を前に訪れた人も多かったようで、元号駅らしい「顔出し」がありました。

2019年8月28日 (水)

元号駅連続訪問シリーズ② 大正~昭和編

京セラドーム大阪の脇を通って少し遠回りになりましたが、「大正」駅に到着。

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JR側の京セラドームの最寄り駅なので、入口やホームにバファローズの応援看板が出てます。

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ここで、先日記事にした「大正 → 昭和」の乗車券が登場❗

「みどりの券売機」で久宝寺経由を指定すると大阪市内発着とみなされることが分かったので、ちょっと遠回りになりますが、「大正発昭和着、経由西明石・品川・尻手」と入力して発券しました。

新幹線の新神戸と新横浜が在来線と別の駅のため、大阪→西明石→新大阪、新横浜→品川→横浜(川崎)のような経路が認められることを使っています。

券売機で買ったのに、自動改札機が通れない120mm幅のきっぷで発券されました。大正駅の改札では「スタンプこのあたりでいいですか?」とやけに丁寧な対応に苦笑い。同じような乗車券を持ち込む人や発券の依頼、あるのでしょうね😀

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大正駅ホームで、新大阪から天王寺に向かう「はるか」を撮影。

ラッピングのないノーマル編成。

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乗り継ぎに少し余裕があったので、西九条でも撮影。

「折り鶴」デザインのハローキティはるかが通過。

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大阪環状線では201系が引退し、3扉車両に統一されました。

USJへ行く人が多く利用する桜島線まで323系になっているのは違和感ありますね😀

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大阪から新快速に乗り継いで西明石着。

ここからは、車両は代替わりしていますが、昭和に登場した「夢の超特急」である新幹線で一気に東へ。

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久宝寺経由ルートが使いにくいことに最初戸惑いましたが、西明石経由にすると「ひっぱりだこ飯」が買えることに気づいて気を取り直した次第。

煮蛸が大変おいしゅうございました。

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あいにくの空模様で、午前中御殿場線や東海道線の車窓から🗻富士山の姿は全く見えませんでしたが、夕暮れ時の新幹線からかろうじて稜線と山頂が見えたのでヨシとします。

新幹線を品川で降り、蒲田に移動して投宿。「昭和」駅は翌日に。

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翌朝。蒲田を出て川崎で南武線に乗り継ぎます。

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一駅進んだ尻手(しって)で浜川崎行に乗り換え。

南武線の車両は帯のところのデザインが面白い。

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尻手駅で列車を待っていると、「川崎市専用」と書かれたコンテナを積んだ貨物列車が通過。

進行方向からすると、梶ヶ谷(タ)から臨海部の焼却場までゴミを運んだ「クリーンかわさき号」の返却便か?

①川崎市の、沿岸部から内陸まで細長い市域
②人口が多い内陸部に対し、工場地帯の沿岸部
②貨物駅が内陸にも沿岸にもあり、その間を繋ぐ貨物線もほぼ市内を通過
これらの状況から始まった特殊な貨物輸送ですが、面白い取り組みです。

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浜川崎は、尻手からの「南武支線」の駅と、鶴見線の駅が道を挟んで別の駅舎になっています。

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珍しい改札外乗換のため、乗り換えの場合はICカードをタッチしないようにとの注意書きが階段にも。

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浜川崎から一駅、次のチェックポイント「昭和」駅に到着です。

残念ながら大正駅と異なり無人駅なので、下車印や無効印はもらえません。

2019年8月27日 (火)

元号駅連続訪問シリーズ① 明治~大正編

1ヶ月前の記事で、明治以降の元号を冠した鉄道駅についてまとめました。

そのころから構想していた、明治~令和のついた駅を一気に訪問する計画がまとまったので決行に至りました。

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まずは夜も明けきらぬJR原宿駅から(ここまでの旅程は省略)

いわゆる宮廷ホームに明かりが灯っていたので、乗ってきた山手線E235系も入れて1枚。

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原宿駅の目の前にも地下鉄入り口はありますが、早朝の静かな表参道をちょっと歩き、東京メトロ副都心線側の明治神宮前駅改札へ。

まずはスタート地点の「明治」をゲット。

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新宿三丁目で丸ノ内線に乗り継ぎ、新宿へ。

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次の「大正」へは素直に考えれば新幹線移動ですが、次の「大正→昭和」で新幹線を使うので、他の方法を練りました。思いついたのが、小田急から御殿場線に乗り入れる特急「ふじさん」を利用すること。

朝イチの「ふじさん1号」の特急券は、e-Romancecarで入手しておいて正解。この日は御殿場の富士演習場で陸上自衛隊の総合火力演習(そうかえん)があるからか、満席になっていました。

問題は未購入の乗車券。e-Romancecarでは特急券しか手配できません。

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小田急線内や、箱根湯本(箱根登山鉄道)へはSuica/PASMO等ICカードが使えるので、特急券も含めチケットレスで乗車可。また、券売機で購入した乗車券と併用も可能です。

例外は「ふじさん」。松田からJR東海が管理運営するJR御殿場線に乗り入れるので、Suica/PASMOエリアとTOICAエリアをまたいでIC乗車できないという問題に直面します。困ったことに、券売機を探しても、御殿場線内に乗り継ぐ乗車券は出てきません(箱根登山鉄道乗り継ぎは買えるのに)

ではどうするか?

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確実なのは、対面のきっぷ売り場に行くこと。

窓口が開くのが6:30なので(この日は5分ほど早く開きましたが)、6:40発の「ふじさん1号」に乗る場合はギリギリで心許ないかもしれません。

もう一つは、改札のところで声をかけて、中の人に取り次いでもらうこと。私は窓口が開くのを待つことにしましたが、何人か頼んでいる人を見かけました。

特急券をネット販売するなら、せめて特急が停まる駿河小山、御殿場までの乗車券は券売機で購入できるようにしてください小田急様。

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やきもきしながらも窓口で乗車券を入手し、無事に改札内へ。

折返し「ふじさん1号」になる編成は、この時間でも、新宿まで「モーニングウェイ」としてお客さんを乗せてきます。日曜の朝でもそれなりに乗客あり。

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窓口が開くを待ったのは、御殿場から先まで乗車券を求めたかったから。

松田、沼津経由で静岡までの乗車券を求め、せっかくなので特急券も紙で出してもらいました(紙の発券なしに、検札時は予約画面を見せればいいのが本来)

右下隅のマークはネット予約とICカード支払いの印か?

記念にと、乗車券を買った明治神宮~新宿の地下鉄のきっぷも添えて。

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「ふじさん1号」は、連絡線をゆっくり通過し、御殿場線松田駅へ。

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御殿場到着。

都会の複々線から、御殿場線内の単線まで、車窓も変化があって楽しめました。

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御殿場到着前に、IC乗車できないことや、清算に関するアナウンスがありましたが、相当な人数が清算に並んでいました。

駅員さんも、いつものことなんでしょうが案内が大変そう。

これを見て、改めて小田急側に乗車券販売の改善を求めたくなりました。

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私は、隣に停まる沼津行に乗り換え。

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乗車券の扱いがややこしいことを知りつつこのルートにしたのは、昭和9年の丹奈トンネル開通まで、つまり明治から大正にかけて東海道線であった御殿場線こそ今回のテーマにふさわしいと考えたから。

今でこそ単線運用ですが、かつて複線であった名残を橋梁の基礎や線路用地に見ることができます。

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静岡まで在来線で移動し、時間の都合もあり名古屋まで新幹線(EX-IC)

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時間の都合というのに矛盾するようですが、名古屋で近鉄特急に乗り継いで大阪へ。

こちらはICカードが問題なく通用するので、ネット購入した特急券をわざわざ発券したりせず、スマートに乗車。

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近鉄特急は大阪難波まで。相互乗り入れしている阪神に同一ホームで乗り継ぎ、「ドーム前」で下車。

大阪ドーム(京セラドーム大阪)を横目に歩き、次のチェックポイント「大正」駅へ移動しました。

大雑把に言えば、東京から大阪まで移動するのに新幹線じゃつまらないから私鉄特急を絡めたってことになりますが、明治神宮前と新宿、大正と難波がそれぞれ近いことと、御殿場線リスペクトが後押ししました。

2019年8月 2日 (金)

「大正」駅から「昭和」駅までの乗車券の買い方に変化が? ~JR運賃特例の変更など

先日「元号駅」に関する記事を書きましたが、それに関連する旅行をしようとした時のちょっとした問題。

駅を訪ねるだけできっぷにこだわりがない方には関係ない問題ですが、例えば「大正発昭和着の乗車券で旅したい」と思うと簡単ではないのです。

JRの乗車券には「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」というものがあり、適用範囲は時刻表やJRのサイトに載っています。

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先の例で行くと、大正駅は「大阪市内」

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昭和駅は「横浜市内」(実際には川崎市にありますが)

このゾーン内相互の乗車の場合、実際の乗車区間が「大阪から横浜」でも「新大阪から新横浜」でも「大正から昭和」でもすべて「大阪市内から横浜市内」の乗車券になり、運賃は大阪駅と横浜駅の間の距離で決まります。大阪も横浜も、市内を代表する駅と新幹線駅が異なるので、新幹線を使う場合など意識せずともこの制度の恩恵を受けていることになります。

#要は大都市圏相互の移動に関しては都市を代表する駅間で運賃を固定してしまって、運賃計算や発券を容易にしようというルールです。今や端末に駅名や経路を入れれば運賃や料金が計算され、プリンタで券面を印刷する仕組みが当たり前ですが、常備された印刷済みのきっぷか、さもなくば手書きが普通の時代に考えられた仕組み。

逆に、「大正」「昭和」の駅名が券面に出るような乗車券を発券しようとすると工夫が必要になります。

先ほどの特定都区市内発着の乗車券のルールには但し書きがあり、「特定都区市内にある駅を発駅とする場合で、普通旅客運賃の計算経路が、その特定都区市内の外を経て、再び同じ特定都区市内を通過するとき(中略)を除く」とあります。

「市内」をいったんはみ出して戻ってくるときは実際の乗車経路に沿った運賃を負担してね、という至極当たり前のルールを逆手にとるのです。

「大正から昭和」の場合、関西線とおおさか東線が交わる久宝寺駅を経由して大阪市内をはみ出し、新幹線で品川まで行って折り返すことで横浜市内をはみ出す方法が知られています。

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鉄ヲタのくせにこういう面倒なきっぷを窓口で駅員さんに頼むのは気が引ける人なので、「みどりの券売機」で購入できるか試してみました。

「乗換案内から購入」を選ぶと、発着駅が自由に指定できるのです。

#ほかのお客さんがいないときを狙ってやっています

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九州にいながらこういう経由地を入力してみます。

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ちゃんと実際のダイヤに基づいた乗り換え情報と、きっぷの値段が出ます。

期待通りの経路が検索できましたが、なぜか大正駅の横に「大阪市内」の文字。

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不思議に思って調べてみると、今春の「おおさか東線」全線開業に伴って、南吹田など住所が大阪市外の駅も含めて「大阪市内」の駅が増えたほか、「市外乗車の特例」に加美~久宝寺~新加美経由が追加されています。久宝寺で途中下車しないという条件付きですが、乗客に便宜を図る形になっています(尼崎にも同様の設定あり)

券売機だけでなく「えきねっと」の乗車券購入も試してみましたが、いずれもこの便宜をはかり、久宝寺経由は「大阪市内完結」の乗り継ぎと判定されるようです。

おそらく窓口で申し出れば久宝寺経由(途中下車可)の乗車券が買えると思いますが、窓口氏を煩わせない策としては「大正~大阪~西明石~(新幹線)~品川~(鶴見あるいは尻手)~昭和」ルートですかね…

「市内駅」は運賃計算を煩わしくしないためのものなので、さきほどのおおさか東線のような例外がいくつかあります。

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「横浜市内」を再掲。川崎駅が含まれるのは知っていたので、横浜市と川崎市を一体で設定したのかと思っていましたが、川崎市内の駅すべてが対象ではないので不思議な感じ。

矢向(やこう)駅が横浜市にあるので、横浜から矢向に行くルートを考えると鶴見線や川崎駅を入れざるを得なかったのかなと。鶴見線の支線まで全部入っているのが面白いですが。

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「広島市内」も同様。府中町にある向洋(むかいなだ)駅や海田町にある海田市(かいたいち)駅も、瀬野駅に行こうと思えば通らざるを得ないのでお仲間に。

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山陽新幹線新神戸駅は在来線と直結しておらず、運賃計算上も別ルートとして扱われることがありますが、「神戸市内」に含まれており、その恩恵を受けることも可能です。

乗り継ぎのための地下鉄やバスは別料金になりますが、この記事にあるように「神戸市内」発着のきっぷで市内の在来線が利用できるようになっています。

六甲山の向こうがわ、福知山線にある道場駅は、市内駅に入れようと思うと尼崎まで遠回りを認めることになるのでさすがに除外。

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「福岡市内」は地下鉄と相互乗り入れする筑肥線の駅が対象外になっています。

もともとは市内駅だったのですが、地下鉄が代替する形で筑肥線の一部が廃止された時に市内駅から外れました。神戸市内のように、地下鉄連絡での市内駅扱いを残しても良かったんじゃないかと思ったのですが、運賃収受や改札で問題になりそうなケースをすぐに思いついたので撤回します。

2019年7月18日 (木)

宇部駅で71レの入換作業を見る

前の記事の続き。宇部駅での貨物ネタです。

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今回の本命、宇部で長時間停車する71レの前に、通過していく2071レ。

EF210-311牽引。黄色いラインの入った300番台は「セノハチ」の補機用では?と思いましたが、本務機としての運用もあるようで。

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少し待って、8時過ぎに到着する71レ。

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3番のりばのホームをちょっと過ぎたところで停まります。

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しばらくすると操車の方が作業をはじめ、やがて入換標識が開通を表示。

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入換信号ではないので、操車の方が添乗します。

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左奥の貨物駅へ進んでいきました。

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先ほどの編成の後ろ半分は残されたまま(下関まで行くぶん)

この後急いで貨物駅のほうに移動しましたが、移動中に短い汽笛が数回。

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作業は終わったかと思いきや、先ほどと違うコキが最後尾で入ってきます。

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手前の荷役線に入線。

コキを架線のないところまで押し込み、機関車は架線終端手前で「寸止め」。

パンタは前方一つだけ上げた状態でした。

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前半の作業は確認できませんでしたが、荷役線が短いのか、先ほどの編成を分割して2回に分けて入換えたようです。

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宇部線から下関方面に直通する列車が出発していくのを待って、入換を終えたEF210-138が戻ってきました。

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残していたコキに連結。

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出発信号の近くまで移動して、宇部駅での作業は終了です。

午後行われる、1068レの作業も見に来ないといけませんね。

2019年7月17日 (水)

ハローキティ新幹線に乗って、跨線橋工事中の宇部駅へ

週末の記録。

梅雨の晴れ間のようで、家族で出かける計画もないので朝から出撃を計画。

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久しぶりにハローキティ新幹線(こだま730号)に乗車。

在来線でもいい距離ではあるのですが、時間短縮と、朝食をとる時間に充てられるので新幹線にしました。

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前夜、早朝の新幹線に乗るというと、笑いながらサンドイッチを用意してくれた妻に感謝。

6号車(旧グリーン車)だと、前の座席の背もたれにテーブルがないので、肘掛けに公式サイトに誘導するQRコードが貼ってあります。

ハローキティ新幹線らしいところが少なめだなぁと思っていたのですが、

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日よけを引っ張ってみたら、出ました(笑) 6号車6A席です。

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もう一つ、降りかけて気づいたのが、WiFiの案内がキティ仕様なこと。

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厚狭駅で在来線に乗り換えて、宇部駅に到着。

山陽「本線」の駅ではありますが、市街地の中心部は宇部線の宇部新川駅付近。静かな駅前です。

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駅の北側には貨物用と思われる側線が多く残りますが、6番のりばに接した1本のほかは錆びついています。

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各ホームの間は年季の入った跨線橋で連絡されていますが、小野田寄りに新しい跨線橋を作っています。

駅のバリアフリー化ということで、エレベーターが設置された跨線橋を新設している模様。

残念なのは、駅の橋上化とか南北自由通路の設置とセットじゃないこと。

…それは多くを望みすぎか

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現在山口県内の山陽線の主力である115系は、転換クロスシートが入ったりして以前より快適ですが、時に2両編成が入るのが玉に瑕。

中間車を先頭車改造した面構えもイケてません。

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下関・厚狭方面と宇部線を直通する列車が時々設定されており、手前で本線を渡って1番のりばに入っていきます。

次はこの写真の左奥に写る貨物駅がらみの話。

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