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2018年6月 9日 (土)

歴史ロマンをぶち抜く駅、水城

先日YC1甲種を見に行った時のついでです。

博多以南のJR鹿児島線と、西鉄大牟田線の並走区間。双方の駅を歩いて移動しても苦にならない程度の距離のところがいくつかあります。

今回博多からちょっと時間をつぶして天神へ、というコースを考えていて、水城駅へ行ってみることを計画。

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水城に停まる各停より1本前の快速があったので、一度南福岡へ。快速もここで特急を待避。

特急「ハウステンボス・みどり」はこのようにハウステンボス行きにリニューアル車両が導入されているのですが、残念ながら実際に乗車した時は…だったわけです。

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隣接する車両基地に見慣れない影があったので、ちょいと移動。

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2月に納入された821系でした。現在試験中の様子。

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後続に乗って水城駅へ。

ホームに降りてみると、駅の南端あたり、線路の両側にこんもりした丘があるのが分かります。

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西側を見るとただの雑木林のようですが…

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東側を見ると公園のように整備されています。

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種明かしというほどのこともなく、駅名そのものなのですが、「水城跡」の史跡公園が近くに整備されています。

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自動車学校の向こう側にも水城の一角が見えます。

水城とはその昔「白村江の戦い」で唐や新羅の連合軍に負けたあと、攻撃に備えて大宰府を守るべく築かれた防衛施設。実際に攻め込まれることは(元寇まで)なかったわけですが、当時の政府が反攻を恐れたことは理解できます。

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Google mapの航空写真で見ると、今も堤防状の構造が残っているのがよくわかります。

貫いているのはJRや西鉄、九州道や国道3号線のほか一部の道路。

これらで移動中に水城の存在を意識することはほとんどありませんが、地域の人にとっては障壁と感じることもあるという記事を見たことがあります。

西鉄・九州道・3号線はもともと川があって土塁が途切れていたところを上手く通した感じ。太宰府天満宮に行くときに通る県道112号線は、「水城東門跡」を通りますから、由緒正しい切れ目を拡げたのでしょう。JRと平行する道路が通るところは「西門跡」からちょっと離れています。開通時期を見るに、富国強兵・殖産興業のため容赦なく切り開いたのか

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最後は、Google mapを3Dモードにして視点を調整したもの。

博多湾側からくる敵に備えた守りであることがわかります。

改めて見ると、水城が意外としっかり残されていることに気づきます。一方周囲の丘陵地帯はすっかり住宅開発されていて、水城の築かれたあたりが平地の狭まった要衝であったことが伝わりにくいのが残念です。

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