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2015年1月25日 (日)

北九州空港にB747-8Fが就航可能になった様子

先日、業界紙に記事が出ました(こちらのリンクから、タイトルと冒頭を確認可能。本文は有料購読者のみ)

根拠をAIS JAPANに求めてみると、次回の更新(2月5日)で北九州空港でのB747-8F(以下-8F)運用に関する以下の記述が追加されます。

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原寸のスクリーンショットを作ると当ブログの本文の幅に収まりませんでしたので、'Special notice to B747-8F operators'の部分を要約しますと、

  • 北九州空港に着陸する-8Fは、正確なアプローチパスを維持できるデジタル航法装置を使用すること
  • -8Fが滑走路を使用するときは、全幅56.4m以上の航空機が平行誘導路を同時に使用してはならない
  • 逆に、平行誘導路を-8Fが使用するときは、全幅56.4m以上の航空機が滑走路を使用できない
  • -8Fの駐機は0番スポットに限定する

目立つのは真ん中の2つで、滑走路と誘導路の間隔に余裕がないための制限と思われます。具体的には後ほど。

最初の、原文では'Digital Avionics to maintain the precise path'と記述される機器がどのレベルを要求しているのか分かりませんが、RNP対応のことでしょうか?気象条件が良くてもRNP-ARが必須になるとか?

現在も貨物機は主に0番スポットを使いますので、-8Fの駐機が0番に限定されても大きな影響はありません。臨時の変更が難しくなりますが、今日報じられたこちらの記事によると、貨物機用のスポットを2016年度中を目処に増やす方針とのこと。このときには-8Fの駐機できるスポットが増えると期待できます。

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さて、全幅の制限の問題です。

現在NCAの定期便や、不定期ですが馬匹運輸で飛来するB747-400F(以下-400F)は64.4m。

-8Fは68.5mと、4mちょっと幅広になります。

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誘導路を通っていくときに見られる翼の先端は、こちらに2mほど近くなりますね。迫力がありそうです。(ここまでの写真は-400Fです)

-8Fと全幅56.4m以上の航空機は同時発着に制限がかかることになりますが、現在北九州空港で主力となっているこれらはどうか。

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SFJのA320は全幅34.1m

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JALのB737-800は35.8m

いずれも十分?小さいですから、-400Fが-8Fに変更されたとしても、旅客定期便は影響を受けません。

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3月29日の夏ダイヤから就航する、FDAのERJ-170, -175はもっと小さくて全幅26.0mですからさらに余裕

「全幅56.4m」で分けると、単通路機では最大の部類のB757も制限内ですから、ポピュラーなA320、B737を含め、単通路機は全て制限のかからないグループに入ります。

ワイドボディ機では、B767は大丈夫ですが、A330, B787, B777は制限対象。ワイドボディ機の旅客便は現状ではほぼ飛来がありませんが、もしあれば-8Fと発着調整が必要になるかもしれません。

-8Fと-400Fの同時発着も制限されることになりますが、その心配は貨物機用スポットが増えてからで大丈夫でしょう。

近いうちに、北九州空港へ-8Fが来るのを期待しています。

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