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2014年5月20日 (火)

韓国の「安全」はどこへいくのか

このネタは書くまいと思っていたのですが、昨日の、「韓国大統領が海上警察の解体を表明」というニュースを見て仰天したので書き散らかします。

沈没事故の直後に、「海上警察の初動体制が良くなかった」と捜索が入りましたが、その時から違和感があったんですよね。今はそんなときじゃないだろうと。拙い部分はあったとしても、他に現場で救助にあたれる人たちはいないわけですから、士気を下げてどうするんだと。

一方で、救助体制が足りていないと真摯に受け止めたならば、他国に援助を求めていいと思うんですがそれもなし。判断のバランスがとれていないと感じておりました。

そこへきて今度は組織の解体再編ですか…
そうしないと政権が持たない感じなんですかね?

船長ら幹部クラスの乗組員に「未必の故意」を適用して殺人罪で起訴というのも、わかりやすい個人に責任を押しつけようとしてませんか?どっちかというと政治的な意図で。

今回の事故で、彼らの動きが被害を拡大する方向に働いてしまったことは否定できませんので、何らかの責任をとる必要はあると思います。

責任のとりかたとして、「乗組員は最後に船を離れることになっている」=「船とともに沈むべき」という意見もありますが、それには賛成できません。もちろん最大限乗客の救助に尽力する必要はありますが、一方で、原因や状況について最も情報を持っているのは現場にいた乗組員ですから、生き残って記録と教訓を残し、再発防止・安全向上に繋げるのもプロとして大切な仕事です。

「未必の故意」に戻りますが、常態的な過積載、積荷の固定もろくにされていなかった、バラスト水を減らして復元力がなくなっていた、救命ボートは使えない、という状況を考えると、最も未必の故意を問われるべきは船会社や、そういう状況を許してきた運輸当局ではないでしょうか。

乗組員たちは、「この船で何かあったら助からない」という絶望的な気持ちで日々運航していたのではないかと、我先に逃げ出す船長の姿を見ると思うのです。(とはいえ、ベストを尽くしたというにはほど遠いですから、情報を出せば免責、とも言えませんが)

同じ頃、地下鉄ではATSの不具合と思われる追突事故があり、航空の世界ではアシアナ機がエンジン異常を示すメッセージ(本来は緊急着陸)を無視して、グアムまで飛び続けたという事案もありました。

特に、航空機については国際的な決まりごとがあり、また当該機はグアム行きですから、米国のFAA基準に従ってないとなると入域拒否といったペナルティもあり得ます。通常は緊急着陸すべきところを無視するとは、コクピットクルーに何らかの経済的(経営的)プレッシャーがかかっていたのでしょうか?そう考えると、過積載が常態化していたフェリーの事故と共通する部分も見えてきます。

日本でも安全に関する文化が定着していないとされている分野もありますので、韓国だけを責めることは出来ませんが、経済指標の発展の次には「安全に教育も金もかける」といった文化を醸成していってほしいと思います。

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