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2014年4月11日 (金)

なんで2年も続けてプロ野球統一球の問題が起こるんでしょうね

小保方さんの記者会見以来、どうもSNSに流れる記事を見ていると彼女を擁護する意見のほうが多いようですが、理研vs一人の女性研究者という構図にして上手くいった、ということなんでしょうか?科学者・研究者に響くようなメッセージが彼女の発言からは感じ取れなかったので、個人的には全く評価しておりません。

さて、科学的というか技術的な面あるいは企業の姿勢という点でちょっとあり得ないと思ったのがこの話題。

今季の統一球、規定より飛ぶ数値 NPBが検査へ

2014/4/10 22:00
 プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は10日、今季の1軍公式戦で使用している統一球の飛びやすさを示す「反発係数」を検査した結果、規定より高い数値が出たと発表した。NPBは再検査を行う方針で、製造元のミズノに速やかに原因を究明するよう指示した。
 NPBは今季開幕2試合目の3月29日に抜き打ちで6球場から球を抽出して検査を実施。「反発係数」の平均が0.426で、規定の上限0.4234を上回った。昨年4月の検査では平均で0.416だった。NPBの井原敦事務局長は「現時点で原因を特定できないのは申し訳ないが、速やかに原因を究明し、定められた規格の球にしたい」と話した。
 統一球をめぐっては、選手やファンに公表することなく飛びやすく変更していたことが昨年発覚し、当時の加藤良三コミッショナーが引責辞任した。NPBはシーズン中に定期的に行っている検査の結果を発表する方針を決めていた。〔共同〕

昨季は「公表せずに規格を変更した」ということでコミッショナーの首が飛んだプロ野球の統一球。

Ball

昨年の騒動を受けて、NPBが「ボールの検査をするぞ」とまで言っているわけです。私がメーカーの技術者や工程管理をする立場であるならば、今シーズン用のボールを作るときには、反発係数の規程の範囲の真ん中半分とか中1/3にほとんどがおさまることを目標にすると思うのです。輸送や保管の過程で品質が若干変化しても規定内におさまるようにとか、少々のことがあっても自分たちが叩かれないようにという強い意思で。

  • わかりやすい数字にすると、クライアントがある検査値が100~200である製品を求めたときに、メーカーでは幅を狭めて125~175を目標に作ったりします。ロスが一つでも出ないことを目標にすれば、もっと厳しくすることもあると思います。

時間とともに反発係数が高まる傾向のあるボールの構造かもしれないですし、今回のサンプルのとりかたが統計的に意味のあるものなのかも分かりません。しかし、公表された数字だけを見ると、「反発係数が規定内で高いほうギリギリを狙って作った」結果、サンプル調査では逸脱したのではないかと思ってしまいます。メーカーの品質管理データがなければ何とも言えませんが、「やっぱり飛ぶほうがいいよ」という意図が端々で働いた結果ではないかというのが私の印象です。

調査の結果を待ちたいと思いますが、STAP細胞の件と同じで、製作過程の生データが出てこないことにはどうにもなりませんね。メーカーが糞真面目に作ったのに出荷後に介入があった可能性もありますし。

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最後にちょっと寂しい話題。

富士通 ニフティ売却へ ソニーもソネットを検討

2014年4月10日 夕刊
 富士通が子会社のインターネット接続業者(プロバイダー)「ニフティ」(東京)の売却を検討していることが十日分かった。ソニーも子会社の「ソネット」(同)に関して売却も視野に検討。両社に対して投資ファンドの日本産業パートナーズ(同)などが買収を打診しているもようだ。
 富士通やソニーは、国内の人口減少や競争激化で事業拡大が見込めないと判断し、プロバイダー事業から撤退する方向。電機大手の事業見直しを受け、プロバイダーの再編が進みそうだ。
 ニフティの二〇一三年十二月時点のブロードバンド(高速大容量)会員数は約百五十一万人。ソネットの一四年三月末時点のブロードバンド会員数は約二百三十五万人。
 富士通は十日、ニフティに関して「さまざまな可能性を検討している」とのコメントを発表。入札実施を含めて売却先の選定方法を近く決定するとみられる。今後は企業向けのITシステム事業に経営資源を集中する。
 一方、ソニーは不振の電機事業の再建を優先させ、ソネットに関しては売却条件などを慎重に検討する構えだ。
 日本産業パートナーズはNECから子会社のNECビッグローブ(現ビッグローブ)を買収している。さらにソネットとニフティを買収して経営規模を拡大し、割安スマートフォンの販売などの事業も強化する考え。

NECのビッグローブに続いて、富士通のニフティ、ソニーのソネットも売却の流れですか…

ニフティにはパソコン通信の頃から利用しており、今もメールやこのブログでお世話になっています。売却と聞いて一抹の寂しさはありますが、ダイヤルアップ接続が普通であった時代とは状況が異なってきています。

いわゆる「ブロードバンド」は光ファイバーやADSLのインフラを持つ会社が強いですし、一方で移動体通信に依存する部分も増えた。パソコンが普及していく時期に、PCメーカーとの深い関係を背景にパソコン通信そしてインターネット接続を提供してくれたこれらの会社ですが、メーカーがこういうところの面倒を見る時代ではなくなりましたね。各社ともPC部門自体がお荷物になりつつありますし…

売却先や売却後の状況によってはいろいろ考えないといけないなぁ…

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