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2012年2月20日 (月)

最速のピッチングマシン vs 最強の連写デジカメ

夕食後、子供達がTVを見ていて、「北九州市民球場だって」と言い出すのでそこから一緒に見始めた。

フジでやってる「ほこ×たて」という番組。「矛盾」という言葉の元になった故事の通り、相反する「最強」のものを競わせるという番組。しょうもない対決もあるが、理系人間には面白い技術者同士の対決が意外と多い。

途中からなので前提が違うかもしれないが、「時速360kmの球が投げられる」ピッチングマシンの放った球を、「最速の連写機能」を持ったデジカメで止まっているように写すことができるのか、という対決のようである。

対決会場が北九州市民球場であったため、冒頭の発言になった模様。

ピッチングマシンのほうは、福岡県大野城市の会社が開発したTOPGUNという製品(公式ページはこちら)。会場が北九州なので地元の会社かと思ったら微妙に遠いw

一方のデジカメは、CASIO EXILIMであることはすぐに分かったが機種名まではわからず。製品化されているようだったので、形が似ていて、現行商品で最高スペックと思われるEX-ZR200と仮定して考察してみる。

撮影した結果は、連写したうちの1枚でボールをフレーム内に捉えることはできたものの、ボールの陰影は横に長く伸びており「止まっていない」ためにピッチングマシンの勝ち。

対決前の解説では「360km/hは100m/sに相当するから、1/30秒の間にカメラのフレームの中を通り過ぎてしまうのではないか」という点が問題になっていた。結果は、フレーミングのタイミングはクリアしたものの、動きに対してシャッター速度が足りていない状態。

いったいどのくらいのシャッター速度で撮れるのか?
スペック表を眺めると、

※高速連写モードのシャッター速度優先AE/マニュアル露出時のみ 1/25000秒まで可能

とある。

仮に初速のまま100m/sの球がやってきたとして、1/25000のシャッター速度だと、その間に球が進む距離は4mm。一眼レフのようにシャッター幕方式であれば、球がフレームの1/4以内の大きさであれば1mm以内のズレに収まる。これだったら多分「デジカメの勝ち」と判定されていたであろう。

カメラマンなら「止めて撮る」にはシャッター速度を速くしないといけないことは常識。連写で有利になるとすれば、一発勝負の撮影の時にタイミングを外さない確率が高まることくらい(今回の勝負では重要っちゃあ重要)。

まぁ要は、フレーム決めて露出を決めた時点で、シャッター速度が1/100とかだとその時点で勝負にならないことは明らかなわけだ。1/1000でも多分ダメ。そこを分かってなかったとすればカシオ側の人は本当にカメラの技術者か?と疑問に思う。ダメと分かっていてもテレビ的に強気を崩さないことを求められたのかもしれないが… もし1/25000にセットしておいてアレだったら、カタログに偽りありだわ

炎天下でなく、雪降る中の勝負だったことも、デジカメ側に不利な要素だったと思われるが、自分がカシオの側だったらどうするだろう… 強力な照明を使っていいかどうか交渉するかなぁ。その前に1/25000で撮影して露出不足にならないだけの明かりっていうのを確認しておく必要もあるな。

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