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2011年6月24日 (金)

北京~上海に中国版新幹線開業

建設が進んでいた北京~上海の高速鉄道の開業日が決まったようです。

北京・上海高速鉄道、開業30日に

2011/6/24 20:12 日経新聞
 【北京=多部田俊輔】中国鉄道省は30日午後3時(日本時間同4時)に北京・上海高速鉄道(中国版新幹線)の1番列車を運行すると発表した。同省は当初、30日に記念式典を開いて7月1日に正式開業するとしていたが、開業を1日前倒しする。通常ダイヤでの運行は7月1日から。1番列車の切符は24日に発売し、15分間で売り切れたという。

日本や欧州から高速鉄道の技術を「輸入」して作られたはずですがこんな報道も。

  • 中国版新幹線の技術特許を米国で申請へ

本当なら日本や欧州のメーカーが黙ってないと思いますが、鉄道が復権しつつある米国で日欧が特許などで先手を打ってないとすれば手抜かりと言われても仕方ないかもしれません。

中国側が「独自技術」と言う高速走行の技術。その影でささやかれていることも。

  • 汚職で2月に失脚した劉志軍・前鉄道相が「世界一」にこだわり、安全性を無視して最高時速を350キロに設定するよう命じていた

日本やドイツの車両が「高速走行試験」で出した速度とほぼ同じ速度を「この速度まで出せる技術を開発した」と謳い、安全マージンを削って運行しようとしていたようです。安全という点では他にも似たような懸念が。

  • 中国では高速鉄道の建設に携わった技術者が「自分は絶対に乗らない。親友にも乗らないように勧める」と公言する場合がある。安全面で自信が持てないから。
  • 先進国の高速鉄道では、建設後に地盤の沈降など各種の問題点が出現することを想定し、開業してもすぐに本格的な高速運転をしない。中国では、短期集中方式で建設し、開通してすぐに高速運転を始める。
  • 建設は測量・設計・施工を同時に進行させるという、場当たり的な方式で、工期の都合で3種の作業のいずれかに「しわよせ」が及ぶ場合があるという。
  • 職が公然と行われている。だれかが不正に利益を得た分、手抜き工事などで費用を浮かせていると考えられる。

日本で言えば、「東海道新幹線」に相当する高速鉄道。開業早々大きなトラブルが無いことを願います。知財のトラブルも出来ればないほうが…

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一方の日本。九州新幹線開業後の駅利用者の数値が出ました。

九州新幹線客数、熊本駅以北が伸び悩み 南部では好調

2011/6/24 6:00 日経新聞
 九州旅客鉄道(JR九州)は23日、九州新幹線鹿児島ルートの各駅の乗降客数を発表した。4月の1日当たりの乗降客数が新大牟田駅で当初予想比39%減となるなど、熊本駅以北が伸び悩んだ。一方、新八代駅以南はほぼ予想を上回った。九州北部や関西などとの時短効果が大きい九州南部の駅の利用が多かった。
(中略)
 これに対し、熊本駅以北の利用は低調。最多の熊本駅は1万2550人で、同4%減。交通アクセスの悪い筑後船小屋、新大牟田、新玉名の3駅は乗降客が1000人に満たなかった。

具体的な数値に関しては言及を避けますが、傾向としては言わずもがなで(地元自治体やJRを除く)大方の予測通りかと。

日本でも「整備新幹線」はずっと政治の道具。中国ほど露骨ではないのかもしれませんが(特に安全面では)、具体的な政治家の名前の挙がる駅、結構ありますからね。

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