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2011年3月25日 (金)

スターフライヤーの運休拡大に思う

「乗務員の人繰り」を理由にしたスターフライヤー(SFJ)の運休、4月以降増えることになりました。

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スターフライヤー羽田―北九州、来月102便運休

 航空会社スターフライヤー(北九州市)は24日、4月に運航を予定していた羽田―北九州間の700便のうち、102便を運休すると発表した。
 同社によると、福島第一原発の事故を受けて日本への渡航自粛勧告を出す国が出ており、海外で休暇中の外国人機長5人が戻れない場合、機長の人繰りがつかなくなる恐れがあるという。「直前に運休にすると、利用者に迷惑をかけるため」と説明している。
 同社では、すでに外国人機長2人が同じ理由で3月中に日本に戻れず、22日以降、羽田―北九州間で1日1往復が運休している。
(2011年3月25日  読売新聞)

SFJのプレスリリースから抜粋(原文はこちらのPDF)

<運休理由>
東北地方太平洋沖地震及び原発事故の影響により、今後の状況次第ではありますが現時点では各国の日本への渡航自粛勧告等が解除されておらず、運航に必要な乗務員の確保が不確実なため運休させていただきます。

おっしゃる理由はすべてごもっとも。

ただ、パイロットの確保が出来ない「かもしれない」ので運休するという姿勢には、震災の影響で全体に需要が冷え込む間、減便する理由を探していたのではないかという思惑が見え隠れします。

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JALとて同じ事情のようです。

東北地方太平洋沖地震対応に伴う、東京(羽田)-札幌(千歳)/福岡/沖縄(那覇)線の一部便の欠航について

被災地と羽田などを結ぶ便を増便している一方で、札幌便などを減らしています。

他の航空会社のみならず新幹線とも競合する羽田~福岡便を減らすということは、やはり「機材繰り」以上の理由があるのではないかと思います。

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ANAは被災地対応をしつつ、今までのところ他の路線の減便のアナウンスもありません。JALに対する「意地」なのか「余裕」なのかどちらなのでしょうね。

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