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2010年10月28日 (木)

羽田新運用の問題点を考察してみる

偉そうなタイトルですが、問題点自体は報道などに出てることばかりです
証拠写真やチャートを付け加えて考察してみます。

1.A滑走路とC滑走路への同時進入

今までは北風だとA滑走に着陸、C滑走路から離陸というふうに分けていたので、2機が同時に2本の滑走路に進入することはありませんでした(滑走路の空くタイミングで、ANA便をターミナルに近いC滑走路に振り分けておろすなどということはあり)。現在の運用では、西日本方面から来た便はA滑走路に、北日本方面から来た便はC滑走路に誘導して、同時並行に進入するようになっています(最後の図の黄線)。

そのため、こんな光景を目にすることになります。

Img_0123

2機同時にこっちに向かっているところを撮ってみました。
うーん、何が何だか分からないですね

Img_0123_3

ちょっとコントラストを強くしてみたけど、これでも厳しいなぁ…

左右の間隔は十分あるのですが、万一着陸をやり直すことになったときに、行ってはいけない方向(隣の滑走路の方向)に舵を切ってしまったら… などという不安を若干感じます。

2.D滑走路とC滑走路の交差

C滑走路を南側に延長すると、思いっきりD滑走路にぶつかります(最後の図の黄線と青線)。そのため、C滑走路に着陸機があると、D滑走路の離陸機は待たないといけません。

Img_0136

C滑走路着陸機がD滑走路のすぐ上を飛んでくるところ。
D滑走路から見ると、C滑走路の進入灯が目の前です。

もっとややこしいのは、南風の時。A、C滑走路から南に離陸するわけですが、そのときはD滑走路が着陸用。D滑走路に着陸があると、ちゃんと着陸するまで、CのみならずA滑走路も離陸を待つ必要があります。着陸をやり直すことにした飛行機がA滑走路の目の前を横切る可能性があるからですね。

3.国際線がA滑走路を横切る

Img_0146

国際線ターミナルはA滑走路より西側にあります。
JAL機のいる誘導路の向こうがA滑走路で、その向こうが国際線ターミナル。上海航空がタキシングを始めました。

Img_0150

A滑走路を横切ります。
このときは特に着陸機を待つことはありませんでした。

Img_0151

上海航空が滑走路を横切ってすぐに、着陸機が降りてきました。

国際線ターミナルからC, D滑走路へ行こうと思うと、下図の赤線のようにA滑走路を横切ります。

滑走路を横切る許可を出すタイミングにA滑走路の管制官は気を使いますし、担当する管制官も国際線側GND→A滑走路TWR→第1ターミナル側GNDと引き継がれていきます。

航空管制は肉声による交信ですから、「聞き間違え」一つで大事故になる可能性があるのが滑走路横断の怖いところです。

Rjtt3_2

以上、上の図を参考にご覧ください。
写真の感じに近いようにしたので、図の上が南側です。

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