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2009年10月の17件の記事

2009年10月29日 (木)

関門海峡の事故に寄せて

あわや大惨事、という事故が地元の海で起こってしまいました。

既に報じられているとおりですが、自衛隊の護衛艦と韓国籍コンテナ船の衝突事故。もちろん、「あってはならないこと」なのですが、調べてみると事故防止という点ではいろいろと難しい点もあるようです。

まずは海峡の狭いことと長いこと。

Kanmon

関門マーチス(正式名は関門海峡海上交通センター)のサイトに載っている航路の概略図です。関門橋のある早鞆瀬戸の狭さもさることながら、全体的にS字にくびれて細長いのがわかります。

Kanmon4関門橋は何度も通っている私ですが、こっちに住むまで、関門橋のあたりだけが局所的に狭いと誤解しておりました。恥ずかしながら左の画のような感じ

この関門海峡を、外国船も含めて1日600隻が通過するほか、周辺の港に出入りする船、漁船までが入り乱れております。

今回の事故の誘因になったかもしれないといわれているのが、関門マーチスからコンテナ船に、前を行く貨物船を左から追い越すようにという「指示」が出たという点。

飛行機の管制(特に計器飛行方式)の場合は、管制官の指示は絶対的です。そのかわり、レーダーで監視したりして飛行機同士の間隔をとり、安全を確保するのも管制官の仕事。航空事故で(あわや、というインシデントも含めて)、管制官の指示が適切であったかが必ず問題になるのは当然なわけです。

さて、船の場合は、最終的な決定権はあくまでも船長にあります。海上保安庁側の管制施設の名前も「交通センター」と警察権も持っているお役所としてはちょっと抑えめ。指揮命令の権限を持った「指示」ではなく、あくまでも「情報提供」であるというのが海上保安庁の立場。

Kanmon2

もう一点。これも関門マーチスで公開されている航行参考図の一部ですが、「東流西流とも航行船は下関側に圧流される」という記載があります。この図、ちゃんと韓国語版もあるくらいですから、事故を起こしたコンテナ船も持っていたはず、いや、理解していないといけないはずです。

この図でいくと右上方向に進んでいて、前方の船を追い越そうと左に舵を切ったら…
余計に左(下関側)に流されると考えることが出来なかったか…
(自衛艦に衝突しなければ、そのまま下関側に座礁していたのではないかという意見もありました)

今回の事故、海保側の配慮が足りなかったことも問われるでしょうが、基本的にはコンテナ船の側が「カーナビの指示に従ったら事故を起こしてしまった」のと同じと私は考えます。

事故をうけてどのような対策がとられるかも興味がありますが、超をつけたくなるような大型船から、小さな漁船やボートまでが混在して往来している海の上は、鉄道や航空の世界の整然としたルールから比べると非常に混沌としていると感じます。どのような権限を海上交通センターに持たせていくのでしょうか。

2009年10月27日 (火)

フローリングを貼る寸前

今日は妻の取材に基づいています。

Yuka1

前回は貼りかけだった1階の床も完成しました。
ダイニングからリビング方面を見た状態。

Yuka3_2床が完成といっても、断熱材に合板で蓋をしただけの状態ですから、この上で生活するにはちょっと…

というわけで、仕上げに登場するのがフローリング。

部屋によって色をチョイスしてるので、色違いのフローリング材が部屋の隅に立てかけてあります。

Yuka2

試しに、なのか分かりませんが、チョロッとフローリングが並べてありました。

この濃いめの色合いは、寝室用のダーク

Kabe

最後に、しばらく放置されていた外壁に、サイディングの下地になる胴縁が付きました。(夜見たら、もっと上まで取り付けられていました)
縦に打つのは、壁内の通気を確保するためだと棟梁が言ってました。

北九州空港にて

下地島空港まで行った話を書いたのに、地元空港の話を書いてませんでした。

子供をダシにして、北九州空港へ見物見学に行ったときのこと。

えっと、北九州空港というのは…

  • 周防灘を埋め立てて作った海上空港です
  • そのため、24時間離着陸可能
  • ちなみに、埋め立てた土砂は航路の浚渫土砂だそう(航路整備と空港整備がマッチした珍しい例)
  • 開港直後は新北九州空港と呼ばれてましたが、今は「新」が取れてます
  • 開港に合わせて、新規航空会社が就航しました
  • でも、貨物便を飛ばしていた会社が撤退(会社自体が解散)したり、最近ではJALの沖縄便が撤退候補に挙げられたりといい話があまりありません
  • 展望デッキから見えるのは飛行機だけじゃなくて、海や船もきれいでいいですよ

空港見学の話に戻しましょう。

Jal1

空港に着くと、ちょうどJALのB737-800が出発するところでした。

Jal2

息子に言わせると、「レッドな飛行機」ですけど

Sfj1_2

JAL便離陸のすぐあとに、スターフライヤーのA320が降りてきました。
黒い機体が無条件にカッコイイ
世界的に見ても異例の色づかいだそう。

Sfj7

誘導路を戻ってきて、

Sfj2

はい、停止位置OK

Sfj3

40分くらいで折り返すので、給油や荷物の積み降ろしがテキパキと進められていきます。

Sfj4

搭乗が終わったら、トーイングカーに押されて出発です。
タキシング(地上走行)開始位置までプッシュバックされる間にエンジンを一つずつ始動するのですが、向かって左側のエンジンだけが回ってるのが分かるでしょうか。

Sfj5

プッシュバックが終わったらトーイングカーを外し、最後にコクピットと連絡をとるためのインターホンを外します。

Sfj8

行ってらっしゃーい

最後になりますが、尾翼が左右(表裏?)で白と黒に塗り分けられてるの、気付きました?

2009年10月25日 (日)

床ができつつあります

この1週間、帰宅後にあまり代わり映えのない外観を見るだけだったので、非常に土曜日が待ち遠しかったです。

Yuka1

行ってみると、2階の床が張られていました。

Yuka2

上がってみたところその1:
子供部屋の広さを喜ぶ娘達

Yuka3

上がってみたところその2:
寝室から書斎コーナーを望む。ここからの眺望が◎

Twilight1

夕暮れ時、もう一度訪ねてみました。

Yuka4a

2階の床は完成らしく、1階を作業中でした。ちょうど、1階床の施工手順が分かるような写真が撮れたので紹介すると、
(a)根太の下に一層ロックウールを入れます、根太と直交方向
(b)根太の厚み分のロックウールを、根太の間に入れます
(c)根太に床板を打ち付けます
長期優良住宅の条件を満たす必要がなければ、(b)のロックウールだけになるとか。

Yuka5

(a)のロックウールをどうやって固定しているのかと観察していて発見したのが、土台に付けられた→の部分。これを使って根太と平行に横木を渡し、この横木と根太の間にロックウールを敷き込んで(差し込んで)おられました。

Twilight2

出たときには更に周囲が暗くなってました。
「窓から明かりが漏れて…」というのは良くある光景ですが、
壁全体が影絵みたいになるのは今しか見られないですね

2009年10月22日 (木)

防水シートが貼られて…

前回、一部防水シートが貼られたことを書きました。

Sheet1

今週は更に貼り進められて…

Sheet2

全体が白い家になっちゃいました。
平行して、サッシにもガラスが入りました。

Noki

あとは細かい変化ですが、黒い破風板と、白い軒天が付きました。

サイディングが貼られてないので完全ではありませんが、これで一応は構造が露出せず、雨風がしのげる状態になりました。

Light

これから棟梁の仕事は屋内が主(外壁は別の方が作業されてます)。外が覆われちゃうと内部が暗くなるのと、季節柄夕方暗くなるのが早いですから、作業用に仮設の蛍光灯が取り付けられています。

Shiroari柱に見つけた、シロアリ予防済みのハンコ。

土台から1mの高さまで処理したんだったかな。

あと見つけたものは、これから壁に入れるロックウール(断熱材)

Rockwool

2009年10月18日 (日)

サッシと玄関ドアが入りました

Sassi3

この写真では分かりにくいかもしれませんが、サッシの枠が入りました(この写真の時点では、一部まだのところがあります)

Door2Door1ついでに、玄関ドアと勝手口も入っていました。玄関はちゃんと養生してあります。

勝手口側に通路(路地)があり、外出時に勝手口を使うこともありそうなので、玄関と勝手口の鍵を共通にするように依頼してあります。

来週にはサッシにガラスも入るので、そうなると夜中に勝手に忍び込むようなことはできなくなりますね

Yoko2

前にこんなふうだった小窓のところ、

Sassi1_2

サッシの枠が入って、

Sassi2

防水シートが貼られるとこんな外観です。

現時点では防水シートが貼りかけの状態ですが、全体が覆われてしまうと、柱などの構造が外から見えなくなります。ここまであっという間で、少し寂しい気もします。
(もちろん、いつまでも丸見えでは困るわけですが)

他の小ネタ:

Haikan2
Haikan1

給湯器用の先行配管と、床下の配管をまとめた部分。
青が水で、赤がお湯。
(あとの2色は追い炊き用?浴室暖房乾燥用?)
水道の配管というと塩ビ管を想像していたのですが、ずっと機能的な配管が使われているんですね。

あとから調べたので追記:
塩ビじゃなくて、ポリエチレン管をヘッダと呼ばれる部品で集中的に分岐させる工法のようですね。LANケーブルとハブのような関係ですな。ポリエチレンは仕事でもお世話になってますんで、耐久性や化学的安定性は理解しているつもり。サヤ管という外套管を使っているので、万一の破損や漏水の場合でも、中の管だけ入れ換えることが容易だという記述もありました。

2009年10月17日 (土)

今日の菜園(秋冬編)

久しぶりに菜園の状態を撮影。

夏野菜はすっかり処分して、秋冬向けになっています。

Daikon

トップバッターは大根。

去年は某サイトで見つけた「買ってきた袋入りの土のままで育てる」のに挑戦したのですが、後で考えると種を蒔くのが遅すぎた。今年は早めに路地に植えてみました。

今はようやく葉が茂って大根らしくなってきたところ。根っこの部分はまだまだです。

Kikuna Mizuna

続いて春菊(菊菜)と水菜。春菊の後ろに見えるのはネギ(ワケギ)。

これからの季節、鍋の具として活躍してくれます。水菜の間引いたのはサラダにも。

水菜は大きくなったら株ごと切り取って収穫ですが、春菊は大きめの株を残して、新芽(脇芽)が出たのを収穫していくということもできます。繰り返し収穫できるので家庭菜園向きじゃないかと思ってます。
(ワケギも、いつでも薬味が手に入るので重宝します)

ただ、妻の好みが水菜>春菊なので、水菜も頑張って育てます

Hana

最後に、玄関先に並んだパンジーとハツユキカズラ(初雪葛)のミニポット。これから妻が寄せ植えする物と思われます。

見た目重視の妻と、実用性重視の私で、庭を使い分けています。

新居の庭のどこに木や花を植えて、どこを耕すのかというのも、ボチボチかんがえないといけません。

2009年10月14日 (水)

胴縁が付きました&微妙だけど大きな変更

最新の変化はこの2点

Veranda1

「ベランダ屋さん」(通称だと思います)が来られたそうで、ベランダの内側の防水と、よく見ると真ん中に排水用のパイプが取り付けられています。週末にでも中から確認してみましょう。

Veranda2

ベランダの左側に続く部分がボックス状に半間ほど飛び出した作りになっています。ここには縦桟のスクリーンが入ってアクセントになるのですが、ここの屋根部分の防水処理も同じくベランダ屋さんの仕事だとか。下からでは何をしたのか分かりません。

屋根葺きとはまた違うんですね。家一軒のために、大工さんだけでなくいろんな職種の人が携わって下さいます。

Yoko1

目立つ変化は、外壁(間柱の上)に横木がたくさん入ったこと。
胴縁(どうぶち)というようです。

この外側にサイディングを貼り、内側に断熱材を入れていきます。

#追記:
最終的な外壁の仕上げは、この横木の上に防水シートを貼り、その上に縦に木を打ち付け、そして最後にサイディングを貼るという工程だそう。縦に板を入れるのは、サイディングの下を空気が流れるようにすることで、結露予防の効果があるそうです。
棟梁は、最後に打つ縦木のことを胴縁と呼んでいたなぁ…

胴縁が付けられると、サッシの取り付け位置もより明確になってきます。

Yoko2

ここはトイレ部分にあたるんですが、目玉みたいに見える、小さなサッシの枠が分かります。
これ、最初の図面ではなかったのですが、上棟後に急遽追加したものです。

Yoko3

その理由は、うちを訪問する場合、この向きの姿が最初に目に入るから。

着工前には、玄関(谷川建設の幕の右側)正面からの見栄えを意識して、スクリーンの配置やサイディングの配色を決めました。幕の左側にあたる西側の壁は、窓も少なく単色で、のっぺりとした状態。

ところが、上棟しながら図面と見比べていた設計担当の建築士さん。「こりゃまずいな」って感じで、トイレ部分(幕の左下)の小窓の追加と、サイディングの貼り分けの変更を提案。その提案は納得できるものでした。追加分のサッシはHMで持ちますと言われたので、家の「顔」である玄関側だけでなく、第一印象となる斜め45度からの見えかたが検討不足であったと思われたんでしょうね。

隣家が迫っていて左側の壁がほとんど見えない、あるいは、道路が真正面に繋がっていれば必要ない変更だと思います。幸か不幸か、左側の隣地は旗竿地の竿の部分なので、基本的に建物は建ちません(このブログの最初のほうに配置図を書いてますのでご参考までに)。

着工後でも、必要な変更を素早くやって頂いたのには素直に感謝しています。

2009年10月12日 (月)

ちょっとした矛盾

連休は工事も進まないので、家で見つけたものを

Pack1風呂場にこんな物が転がっていました。

ボディーソープの詰め替えをしたあと、片付け忘れた様子。

どこにでもあるものですが、ちょっと目立つところといえばここ(↓)

Pack2

お試し価格というキャッチコピーが付いています。

妻がこれに惹かれて買ったかどうかは聞きませんでしたが、使ってみると、以前のものよりさっぱりと心躍る香りがした気がしました。

この、お試し価格と書かれたボディソープ、裏を見ると面白いことが書いてあります。

Pack3

全く同じボディソープの使用済みボトルにしか入れちゃいけないようです。
我が家では、同じブランドですが違う商品のボトルに詰めてしまっていました。
こりゃマズイかも

前から詰め替え用にこのような記述があるのは気付いていました。ボディソープ同士を混ぜて危険が生じるとは思いませんが、混ざることで風合いが変わることもあるだろうし、メーカーとしてはこういうふうに書かざるを得ないよなぁと納得していたのですが、今回はちょっと違います。

Pack5 と謳っているわけですから、当然別のボディソープからの乗り替えを期待した商品に違いありません。まさか今更、「ボトルの使い捨てはやめて、詰め替え式を試してみてください」ではありませんよね。メーカーとして、少量でも他の商品と混ぜるべきでないと考えているのなら、こういう紛らわしい、売らんがための表示はやめていただきたい。

逆に、正直なところを言うと、本当に混ぜてはいけないもの(塩素系と酸素系の漂白剤など)への注意喚起が薄まるので、たいしたことない物にまで「混ぜるな」と書いて欲しくありません。消費者保護と言いつつ、腰が引けたメーカーが、消費者の判断能力を奪っているように感じてしまいます。

矛盾といえば…
広島長崎が五輪誘致に動いているようですが、両方の都市にまたがって競技をするとなると、コンパクトでエコな五輪を主張した東京と見事に相反する計画です。日本代表として出る都市が全て東京の真似をする必要はありませんが、ここまで違うと、IOCの皆さん面食らうかも。それ以前に複数都市での開催はIOCの規定に合わないとかいう話も聞きますが…

長崎にとっては、新幹線が一気にフル規格でできるんじゃないかとか、今回予算が執行停止されそうな長崎道の4車線化が進むんじゃないかとか、インフラ整備に関しても期待してるのかもしれません。でも、400km離れた都市での開催。新幹線が整備されたとしても2時間以上移動にかかるわけですから、共同開催というには遠すぎますね。

2009年10月11日 (日)

サッシを発見

しばらく、暗い現場を外から眺めて変化を探すことしかできなかったので、久しぶりに建物の中まで探検してきました。棟梁のいないときに勝手にお邪魔してすいません。

Img_5602

真ん中が玄関、右がリビングになるところ。サッシの開口部が大きくとってあります。

Img_5591

一階に、アルミサッシの枠が並べてありました。面格子は、勝手口とか浴室に必要です。
人ごとっぽい言い方になっちゃいますが、右に見える縦長とか、下に転がっている小さなサッシを使って、外観のアクセントにするのが最近の流行みたい。

Img_5594仮設の梯子で2階に上がります。

壁が隙間だらけなので、1階の状態は外からもうかがえるんですが、2階は上がってみないと分かりません。

Img_5592上がってみると、2階にもサッシが並べてありました。

あれ?なんでこんなところに勝手口が… 勝手口は1階だよね…

調べてみると、三協立山アルミのドアなので、1階の勝手口用ではない。(勝手口は玄関ドアと鍵を共通にするのでトステムで合わせます)

Img_5596結論としては、子供部屋からベランダに出るここ(⇒)の部分のドアだろうと。

ツーロックだし、換気用に中央部分が昇降するようになってるし、思ったより立派なドアが付くようでビックリしました。
(ここが開いてなくても換気はできるようになっているので、もっと簡単なドアと思ってました)

Img_5595

Img_5586最後に、ベランダを2階室内から見たところと、玄関付近から見上げたところ。

手すりがこの高さだったら相当ヤバイです
ちゃんとスクリーンを付けていただかないと…

2009年10月 9日 (金)

ベランダの処理

今日は妻の取材写真。
昼間の撮影なので鮮やかです。

Mabashira5

間柱(まばしら)の入った西側の壁。
差し入れついでに棟梁から聞いた話だそうですが、長期優良住宅仕様にしたぶん、筋交いはかなり多めに入っているそう。

Mabashira3
Mabashira6

前回に書いたベランダ部分の柱、今日は上の部分が切り落とされて横木が入っています。最初に見たときは「これで足りるの?」って思いましたが、図面を見直して納得。

Per1

この図は打ち合わせ中に作ってもらったパースの一部ですが、ベランダには金属製のスクリーンを入れることにしてました。壁を作るのは、このスクリーンの下まででした。

帰宅してニュースを見たら、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞の話題がトップですね。アメリカ大統領が核兵器のない世界を目指すと明言したことは大きいと思います。しかし、「賞」をあげるのなら、実績の有無はおいておくとしても、せめてこの政策を掲げ続けたままで次回の大統領選挙を勝ってからで良かったんじゃないかと。アメリカという国が本気かどうかはまだ全く分かりません。

ま、この発言の熱が冷めないうちに、「ちゃんとやるんですよ」とクギを刺しておくのが今回の授賞の真意でしょうか。本命不在だからと、期待だけで選んだりして、ノーベル賞の権威が地に落ちることがないことを願います。

2009年10月 7日 (水)

間柱が入りました

台風が近づく夕刻(現在、幸い当地からは遠ざかりつつあります)

仕事が早く終わったのと、台風で現場がどうなるのか気になって、急いで帰宅しました。

後片づけをしている棟梁と少し話ができました。

『筋交いも入ったから、もう少々の風でも大丈夫ですね』
『家は絶対に大丈夫です。倒れるようでは検査通りませんし。
でも、足場とか、ちょっとした木切れとか、そういうのが飛ばないか気を使いますね』

なるほど。チラッと家の中を覗いたら、きれいに片付けてありました。

Mabashira4

材料などがこのテントにしまってあるのですが、これもきっちりと固定。

Mabashira1

今日までに間柱が入りました。間柱は、柱や筋交いといった家全体の重量を支えたり、地震などの揺れに耐えるための部材ではなく、内外の壁板を貼るための下地になるものです。

Mabashira2

サッシが入るところには、そのための型枠が組まれています。
だんだん壁や間取りといったものが掴みやすくなりますね。

Mabashira3

バルコニー部分。足場と重なって分かりにくいですが、上に延びる柱が屋根と繋がってないのが特徴的。

#日暮れ間近にISO上げて撮影したので、拡大するとノイズが入ってるのが分かる写真になってしまいました。色合いも不自然だし

2009年10月 5日 (月)

屋根と筋交い

Morasan3

上棟の日にモラサン2号で漏らさずカバーされた我が家の屋根。
翌日はたっぷり雨が降りましたので、早速その役目を果たしてくれたものと思います。

Roof1

一夜明けた土曜日は雨も上がっていい天気になりました。
屋根屋さんが6人やって来て、屋根葺きにとりかかりました。

Roof2

トラックに積まれているのは、レイシャスグラッサという名前のコロニアル。

コロニアル?
聞き慣れない名前と思いますのでWikipediaの記載を引用すると、
「建築の業界においてコロニアルというと、石綿スレートのことをさす」
※注:今の屋根材は当然石綿不使用です

Slate3コロニアルはメジャーな屋根材料ですが、スレートと書かれると、個人的にはこういう波板を想像しますねぇ…
倉庫?工場?って感じ。

でも、調べてみて初めて知ったのですが、「本物の」スレート屋根は素敵ですね。何といっても天然石ですから。
2本の丸太柱のある家 スレート屋根っていうブログ記事などを見ていただければスレートというのが何であるか分かると思います。

本物のスレートに似せた工業製品の屋根材が一般にはコロニアルと呼ばれているようです。

話を戻して…
このレイシャスグラッサってやつは30年再塗装不要らしいっす。
新品だからというのもあるでしょうが、鮮やかな(?)黒色が印象的。

Roof3

コロニアルをトラックからリフトに乗せ替えて、屋根に上げていきます。

Roof4

1階にかかる小屋根の作業を、2階から見学中。
モラサン2号の上に、きちんと並べて釘打ち。
子供達は、釘打ちより、「貨物列車がキター」と、リフトの昇降を見るほうが楽しそうでしたが。

Roof5

例によって、「俺には無理」な場所での作業…

Roof6

夕方までに、だいたい屋根が葺き終わりました。
月曜日の今日は縁の板金処理などを仕上げて、これで屋根は完成だそうです。

最後に、今日の棟梁の仕事は筋交いの固定。

Suji

屋根が終わってから筋交いをするのは、屋根の荷重がかかった状態で安定するように、ということだろうか? また聞いてみよう

2009年10月 4日 (日)

上棟ネタの最後に

上棟に圧倒されて、写真をアップしまくってしまいましたが、来週はまた工事も進みますので、上棟ネタはここまでにします。

Ashiba1上棟の日、工事開始とともに、荷物を持って足場に上がっていったのがこの方。「足場屋さん」と呼ばれていたので、前の日に足場を組んだのもこの方でしょうか。

柱を立てたりする作業が盛り上がっているのを尻目に、黙々と足場にネットをくくり付けていかれるのを私は見のがしませんでしたよ。

Ashiba2

この写真では右奥が足場屋さん。左手前は、クレーン作業の邪魔にならないように、足場を一部組み替える大工さん。

Aka1
Aka2

今までの写真にもいっぱい写ってますんで、気付かれた方もおられるかもしれませんが、上棟の時は現場の大工さんみんな、
赤いタオルを付けて作業をされるんです。

理由というのが、
1.どうしても大工仕事では怪我をすることが多い。
2.怪我して出た血で現場を汚すわけにはいかないので、すぐに何かで覆いたい。
3.出血したこと自体が目立たないようにしたいので、最初から赤い手拭いやタオルを用意しておく。
のだそうです。

今は昔以上に安全には気を配って作業をされていると思いますし、こういう用意をするのは上棟の時だけだそうですが、意外なところで伝統が残っています。今でも上棟というのは特別なんですね。

Kugi

現場で見かけた、自動くぎ打ち機用の釘。機関銃の弾みたいなもんです。空気圧で、屋根板なんかをピシピシと軽快に打ち付けていきます。

Morasan1

上棟も終盤にさしかかった頃、屋根に上げられたのがこれ。

その名も モラサン2号

こんなダジャレ分かりやすいネーミングは、モエンサイディング(燃えん)以来

Morasan2

屋根屋さんが板の上に敷いて、ステープルで止めていきます。瓦(コロニアル)の隙間から万一水が入っても屋内に染み込むことがないように、というためのもの。メーカーのサイトを見ると、「釘穴シール性に優れ、長期耐久性にも絶対の信頼性があります」とのこと。

2009年10月 3日 (土)

上棟あれこれ:二階編

2階の柱や梁は、1階のとは別に、敷地横の空き地に置いてありました。

2f1

2f151階部分が終わったら、2階に仮の床を敷いて、2階や屋根の材料をクレーンで搬入する段取りなのですが、クレーンにはこんな文字が。

オペレータさん、若そうに見えたし、ヘルメットに初心者マーク付いてたけど、助けは借りず一人でやってます。

最近独立した、ってところなんでしょうか。

2f2

こうして資材を2階に搬入して、

2f3

2階の柱や梁を組んでいきます。

2f4

昼休みの時、初めて2階に上がらせてもらいました。
この方向の眺望がいいのを期待してこの場所にしたのですが、2階からの眺めは期待以上。
風通しも良さそうですが、台風の時がちょっと心配…かな

2f5_2

垂木の長さを調整する棟梁。
2階の屋根の上でそんなに身を乗りだして…
私には無理っす

2f55

上棟まであと少しのところ。
屋根がかかると家の全体像がイメージしやすくなります。

2f6

上棟式の祭壇は酒、米、塩のシンプルなもの。
父ちゃん棟梁の口上程度で完了です。

両親やHMから話を聞くと、前は上棟というと酒を含めていろいろ振る舞いがあったみたいです。正直「昼食や上棟式でビールくらい出さないと…」という気持ちもあったんですが、「昨今飲酒運転に対する世間の目が厳しいので…」とのこと。HMと呼ばれるような会社になれば、コンプライアンスにも厳しいのでしょうね。棟梁へのご祝儀に加えて、手伝いに来てくださった大工さん達にビール券を配って代わりとさせてもらいました。

2009年10月 2日 (金)

上棟あれこれ:一階編

上棟から一夜明けた今日は結構な大雨。
大丈夫とは分かっていてもちと不安になります。

上棟の時撮りまくった写真の中からいくつか紹介していきます。

Crane1まずはクレーン。
言わずとしれた力持ち。

こうやってまとめて資材を搬入することもあれば、大きな梁をかける時はロープでつり上げる代わりにアシスト役をしていました。

結構細かい動きもします。

特に大きな声で指示が飛ぶことはないのですが、よく見ていると、大工さんが指や手のひらの動きで指示を出していました。見えない位置の時は、双方が見渡せる位置の人が指示を中継。
このへんの連携はさすがです。

Hashira1_2柱が立っていくのをぽかーんと見ていると、HMの人が教えてくれました。

『実は決まりがあるんです。
字が書いてあるでしょう?
柱の天地は字の向き、
立てる場所は向かって
右からいろは…
奥から123…
あとは字が全部こちらを向くように』

右の柱をよく見ると、①(一階の)「と」の7番なんてのがあります

こういう事前の準備がしてあるから、いちいち指示を出さなくてもどんどん柱が立っていくんですね。梁にも同様の番号が打ってあるそうです。

Hashira2

大きな梁をかけるときは、クレーンで吊りながら刺又のような道具で位置決め。あとは上からの木槌や、下からは写真右のような手前側に打ち付けるハンマー(名前聞いたんですが忘れた)で打ち込んでいきます。前の写真にも同じ道具が写ってます。

Hashira3

横からは木槌で。
奥に見える紙にくるまれたものは、リビングに顔を出す化粧梁。
これだけ特別扱い。

Hashira4一階の梁がかかったところで、仮の筋交いにあたる金具を打ち付けます。

これを締めていくんですが、この作業はHMの現場監督と大工さんのペアで、柱の垂直を出しながらやっていきます。

筋交いがないとどっちにも傾きますからね。

垂直を確認するための道具がちゃんと撮れてないのが残念。

Hashira5

最後に、リビング部分の化粧梁と、2階の根太まで。

Neta_tsuka

そして、根太に大引と束の関係を写してみました。

根太には間伐材を活用してあります。
上棟前日に降った雨で濡れちゃってます。
床を張る前に清掃と乾燥をします、と言われました。

2009年10月 1日 (木)

上棟ダイジェスト

今日は上棟の日。
細かなネタは後にして、まずはざっと今日1日のことを

Mune1

作業開始前。
手伝いの大工さんやクレーンの人合わせて14人ですので、
かなりにぎやかな現場になりました。

Mune2

今日使う、柱などがたくさん積まれています。

Mune3_800

8時作業開始。
まずは通し柱を立てていきます。

Mune4_815

1階部分の柱が全て立って、梁がかかりはじめるまでものの15分ほど。
上棟の一番の見所は、あっという間に過ぎていきます。

Mune5_900

梁や柱を補強する金具などを付けていきます(こういうのが意外と時間がかかる)

Mune6_940

2階部分の柱が立って、

Mune7_1010

2階の梁がかかったところで10時の休憩。

Mune8_1150

屋根の骨組みを作って、垂木がかかりはじめたところでお昼。

Mune9_1200

お昼は私達も大工さん達と一緒に頂きました。
食事前に挨拶をしたので少し緊張。

Mune10_1330

午後は、垂木(たるき)をどんどん設置していって、

Mune11_1400

破風板(はふいた)を打ち付けます。
垂木の先での作業は、見ているほうがハラハラします。
もちろん大工さん達は平然と作業しているわけですが…

Mune12_1450

最後に屋根板を貼って、大工さん達の上棟の作業は終了。
15時過ぎに、棟梁と簡略なものではありますが上棟式をしました。

Mune13_1540

上棟式と前後して、屋根屋さんが来て、防水シートを貼ってくれました。
ここまですれば、少しくらい雨が降っても安心です。

気になった点などはまた改めて。

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