« CAZASキーとセキュリティ | トップページ | CAZASの次はCAKUS »

2009年6月 2日 (火)

エールフランスのA330消息不明、双発機故という部分はあるのか?

家と関係ない話ですいません。

昨日は残念なニュースがありました。

消息不明のエールフランス機、「墜落の可能性」とCEO (CNN)

航空機事故はしょっちゅう報道されているように思いますが、実は航空機事故の大半は離着陸時に集中しています。先だって成田空港を1日機能不全に陥れたFedEXの事故も着陸時。空を飛ぶのは『風まかせ』、陸上走行はタイヤと地面の摩擦が命綱と、条件が全く違いますから、この前後というか切替が難しいのは当たり前。乗客はシートベルトを締めて無事を祈るしかないのですが‥‥

本件とは関係ないですが、飛行機搭乗時の様々なルールや制限。全て、『墜落するかもしれない』『その時に一人でも多く救えるように』という考え方で作られています。そう思えば分かりやすいですし、面倒でも従うしかないですよね。一方新幹線は、飛行機の離陸時と同じくらいの速度で走ってますがシートベルトすらない。こっちは基本的に『絶対事故しない』前提ですからシートベルトも要らないし立席で詰め込むのもOK。新幹線は未だに乗客死亡事故0ですから、本当にすごいシステムだと思いますけどね。

話を戻しましょう。離着陸時以外の事故は少ないという話ですね。これはエンジンや機体の信頼性の向上による部分が大きいですが、エンジンの信頼性向上に伴って、ある変化が起こってます。それはエンジンの数。エンジン4つのB747や、エンジン3つのDC10, MD11は数を減らし、一方で長距離便にもエンジン2つの双発機が台頭しています。

乗客を載せて飛ぶ飛行機は、エンジンが一つ止まっても即墜落とならないように、最低でもエンジンは2つです。一つ止まっても飛べるけれど、残りの一つが止まってはシャレになりませんから、エンジンが一つでも止まったら緊急事態宣言して最寄りの空港へ降りる必要があります。これが4つエンジンのあるB747なら、一つ止まってもそのまま悠々と太平洋を越えていけるわけです。

ところが、エンジンの信頼性向上と、低燃費の要求から、双発機で長距離飛行する便が増えてきています。確率を計算して、『大丈夫』とは言われても、やっぱりちょっと心配です。

今回は乱気流に巻き込まれたか落雷か、というような見方がされているようですが、気象とは関係ないトラブルだったとしたら‥‥ もし双発機じゃなく4発機だったら‥‥ という理由がありはしないか? そのあたりが気になっています。

« CAZASキーとセキュリティ | トップページ | CAZASの次はCAKUS »

航空・鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« CAZASキーとセキュリティ | トップページ | CAZASの次はCAKUS »

無料ブログはココログ